人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ふりつもる線

aipittura.exblog.jp
ブログトップ
2014年 09月 26日

Drawing

Drawing_b0080173_18443334.jpg
"Tallow tree" 2014年 17.8x13cm 板紙・鉛筆・パステル



# by ai-pittura | 2014-09-26 18:46 |
2014年 09月 20日

鉄絵

鉄絵_b0080173_23405509.jpg







クロヒゲドウの絵付けしごと。
絵付け絵付け、ひたすらに絵付け。
鉄絵は粒子が筆にぽってりとついてきて、
いつも絵を描く感じとは全く違う感触だ。
最後の方にようやく慣れてきて、
いい具合に力が抜けてきた頃 すべての絵付けが終わる。
これから焼いて、枝香庵の個展に持って行きます。
うまくいきますように!


# by ai-pittura | 2014-09-20 23:46
2014年 09月 12日

たがねとめめ近影

たがねとめめ近影_b0080173_21222490.jpgたがねとめめ近影_b0080173_21231951.jpg

たがね(♀4歳半)

鼻と鼻をつきあわせると、たがねは干し草の匂いがする。
小さな熊のような黒い鼻だ。
秋の光に干された藁のような香ばしい香りがして、たがねのお腹に顔を埋めたいけれど
好きなように触らせてくれることはほとんど無い。
たがねが甘えてくるのは
冬の朝一番に、ストーブを付けて着替えようとする私の膝に飛び乗ってくる、
その時が甘えた顔を見られる数少ないひと時。
春夏秋はほとんど家にいない。
扉の鍵が閉まっていると、はやく外に出せとうなり声をあげ、猛烈に機嫌が悪い。
外に出て何をしているのか、どの辺りまで行っているのか未だにわからず、
尾行してもいつも巻かれる。
身のこなしが軽く、どこでも登り、
賢く、鍵さえ開いていれば勝手に戸を開けて出てゆく。
獲物を捕らえてもほとんど食べることはなく、グルメでカリカリの上等なものを要求する。
一匹狼で気位が高く、猫が嫌いなたがね、
何日かに一度はノラと血で血を洗う決闘をして傷だらけで帰ってくる。
たがねの身体を触るといつもかさぶただらけだ。
毛並はビロードのようになめらかで、眼は月のように黄色く 凛としている。


めめ(♂1歳半)

目の前でアクビをされると、もわーんと臭い。
生臭い。鰯の饐えたような匂いをましにした感じ。
でも、なんとなく癖になって・・・もう一度嗅いでみたいような気になるめめの匂い。
ピンクの鼻が食べてしまいたいくらいかわいいと思う。
好物は蝶に蝉、とんぼにバッタ、なんでも食べるから、めめはウンチも特級に臭い。
めめはされるがままだ。
白いやわらかなお腹に顔を埋めると、やっぱり干し草の香りがする。
めめの怒ったところを見たことがない。
フーッといううなり声も聞いたことがない。
たがねに怒られると、ごめんなさいとすぐお腹を見せる。
行動半径はおよそ50mにも満たないと思う。
少し庭に出て虫を採って食べ、遊ぶとすぐに帰ってきて、どちらかの膝に乗らずにはいられない甘えたのめめ。
私たちの知る限り、すべての人、すべての猫が好きで
ノラの雄猫にも抱きついて一緒に眠り、仔猫たちと一緒になって木登りをし、
誰とも喧嘩をせずに帰ってくる。
戸の開け方は覚えられないようで、爪の出し方も下手だと思う。
どんくさく、台に飛び乗り損ねて落ちていったり、箪笥の上で寝返りを打った拍子に落下したり、
いつも笑わせてくれる。(時にジュンの作品を落として割り、こっぴどくしかられる。)

2匹はいつもわたしたちの生きる教科書。



# by ai-pittura | 2014-09-12 22:08 | たがねとめめ
2014年 09月 12日

秋のみぎわに

秋のみぎわに_b0080173_20523810.jpg
"秋の みぎわに" (写真は部分) 麻布・陶土・岩絵具・土性顔料など 2014年 10号





# by ai-pittura | 2014-09-12 20:56 |
2014年 09月 09日

月夜の贈りもの

月夜の贈りもの_b0080173_19102059.jpg
制作の日々、しかし なかなか感覚を思うように掴めず悶絶の日々。

そんな時、カヤックで夜の湖に出る機会が訪れる。
菅浦の月の入江で櫂を漕ぐ・・・
それは想像するだけでうつくしい広がりをもつ風景だった。



More

# by ai-pittura | 2014-09-09 22:38 | 風景