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2017年 12月 25日
![]() 久しぶりにパソコンの前に座り、ブログをひらく。 じっと思いを巡らせ ゆっくりと言葉を紡ぐ時間はよいものだなあと改めて。 今はまだ六熊との時間と制作と、1日を無我夢中で過ごしてせいいっぱいだけれど、またそのうちに少しずつ。 滋賀、東京の三人展にお越し下さった皆様、見守ってくださっていた皆様、 ほんとうにありがとうございました。 感謝しております。 たくさんの情報が飛び交い、瞬く間に消えてしまう、 時代の速さはあまりにも目まぐるしく、呆然とすることもあるけれど 心をととのえゆっくり命のことに向き合いたいと思います。 描くことも生きることも。 愛するひとたちを思い、目にみえないことを思う。 クリスマスの静けさと温かさがとても好き。 Merry Christmas. #
by ai-pittura
| 2017-12-25 00:30
2017年 10月 30日
![]() 高垣勝康・稲富淳輔・忠田愛 三人展 ー 未だ見ぬ人 ー 2017年11月12日(日)〜11月19日(日) 会期中無休 11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで) ギャラリー枝香庵8階 〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング TEL / FAX 03-3567-8110 滋賀、ギャラリーサラでの三人展が無事終わりました。 雨が多く、足元のお悪い日も多い中、会場まで足をお運びくださった皆さま、 遠くから見守ってくださった皆さま、 本当にありがとうございました。 三人展は一部内容を変え、東京へ巡回します! 関東の皆さま、銀座にお越しの折には是非お立ち寄りください。
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by ai-pittura
| 2017-10-30 15:49
| お知らせ
2017年 10月 11日
![]() ー 未だ見ぬ人 ー 2017年10月11日(水)~28日(土) 11:00 ~ 17:00 火水休み〈初日(水)はOPEN〉 10月15日 pm13:00〜 お話の会 予約制 会費600円/お茶とお菓子付き 15名様限定 作品について、そして制作のまわりの事などを高垣先生の奥様であるリミさん、稲富淳輔と私が 1時間ほどお話しさせていただきます。 *お申し込みは13日まで 塚原080-5352-5386までお電話ください。 滋賀県大津市北比良1043-40 077-532-9020 *駅からギャラリーまで距離があります。電車でお越しの方はギャラリーまで送迎があります。(要電話) なかなかパソコンを開けないまま夏が過ぎ、気づけば秋! 懲りずにブログを覗いてくださっていた方々、 ありがとうございます!! 10月、比良山麓の樹々に囲まれたうつくしいギャラリーで師と夫と三人展をします。 いつか一緒に展覧会をしましょう、と師と約束したあの日から17年の月日が流れました。 ただひたすら、真摯に生き、向き合いつづけた、高垣勝康という彫刻家と 同じ時代に生きられたことを改めて誇りに思います。 遠方の方も多いことと存じますが、たくさんの方にご覧いただきたい展覧会です。 (三人展は一部展示作品が変わりますが、11月に東京のギャラリー枝香庵でも開催させていただきます。) どうぞよろしくお願いいたします。 .................................................................................................................................................. 人を作ろうと思う 人の形に託そうと思う 私にとって、彫刻する理由のすべては、己が人の姿をしていること以外にない。 奇妙な人の形を作ろう。 優しい人の形を作ろう。 美しい人の形を作ろう。 未だ見ぬ人の形を作ろう。 人には全てを表すありとあらゆる形と表情が備わっているではないか。 何よりも身近であって、しかし捉えようのない弱き己が心の有様を形にする以外に残された仕事がどこにあろうか。 ひとつでも多く、人を作ろう。 そのために生きてみよう。 高垣勝康 美大入学以前、私たちはそれぞれに、高垣先生のもとでデッサンを学んだ。 その目はきびしく、ことばは重く、その声はとてもやわらかく。 技法ではなく、ものを「見る」ことについて問いを投げかけてくれる師だった。 生きる姿勢、そして美とは何か、と。 稲富淳輔・忠田 愛 #
by ai-pittura
| 2017-10-11 05:17
| お知らせ
2017年 09月 26日
![]() 9月13日 六熊が一歳の誕生日を迎えた。 一年前、あんなにもやわらかく、 秋のひかりのように透きとおり、 命そのものがしろい繭に包まれているかのようだったちいさな存在は 一年をかけてたくさんのことを覚え、あるいは手放しながら、 太陽に向かって新芽を伸ばすように瑞々しく、たくましく成長した。 生まれてすぐに指を握ってくれた時の、意外なほどの力強さ。 はじめて瞼を開けた日の、あの黒曜石のような瞳。 雨の音を聞きながら、雲を眺めながら、深閑とした闇のなかで、 あるいは朝日を浴びて 無心に乳を吸ってくれた365日。 うんちがうまくできなくて、補助をしながら一緒に汗だくになった頃。 眠いのに眠りにつけず、車でならお昼寝できる六熊を乗せて 近所を夫と交代でぐるぐる運転した日々。 窓の雪が照らした赤い頬。 つきたての餅のような稜線のおなか。 寝顔の目元に残った、ひとつぶの澄んだ涙。 ことばになる前のことばの、うつくしく 神秘的な響き。 はじめて口にした離乳食、夫が作った10倍粥の滋味。 二本の足で地上に立とうとした日のきらめき。 意図しないたどたどしさと力強さ、踊りの原点のような、 原野そのままのうつくしさ。 突然の高熱、燃えるような体でしがみついてきた長い夜。 乳腺炎と付き合った日々。 寝不足で体調を崩し、なかなか制作の時間もとれず焦った日。 夜、何をしても泣きやまず、悲しくなって一緒に大泣きした日。 寝かしつけに何時間もかかって疲れ果てた夜。 器用にできたことは何ひとつなく、つまずいたこともたくさんあったけれど なぜだろう。 思い返せば、どの瞬間もただただ かぎりなく愛おしく きんいろにきらめいていて。 叶うならば、もう一度そのすべてを体験したい。 六熊との日々から、どんなにたくさんのものをもらい、 教えてもらっただろうか。 命が生まれながらに知っていること、 その 未明の空のようなひろがり。 そして、それはわたしたちすべての命の根にあることを。 おかしづくりの苦手な私がケーキを作る日が来るなんて。六熊の好きな柿をたくさん乗せて。 #
by ai-pittura
| 2017-09-26 16:41
| 六熊
2017年 07月 04日
![]() 本棚の本を一冊ずつ全部出す。 箪笥の引き出しから洋服を一枚ずつ、 ティッシュを箱から一枚ずつひっぱり出す。 すこし、またすこし 細かく動くようになってきた六熊の指先から世界が広がりはじめる。 秋の展覧会にむけて制作時間をなんとかつくらなければ。 アトリエにもうひとつ大きな棚を作りたいなあ。 中断している家の整理もそろそろしないと。 そう思っていると、時間は集めても集めても足りなくて 何も進まないまま 焦って 気づけば ぎゅうっとかたくなった心。 深呼吸して六熊を見る。 ぷくぷくのお餅のようなほっぺ。 ふわふわの髪。 長い睫毛。 すべすべのお腹に むっちりした太もも。 両手を広げて、こちらに向かって差し出される二本のやわらかい腕。 その手をとることより だいじなことってあるだろうか。 絵はたくさんは描けないけれど 一点でもきらり光るものを描こう。 少しの制作時間でも濃くて密度の高いものにしよう。 家がしばらく落ち着かなくったって 整理が数年遅れたって たいして困らないじゃないか。 命まるごと 裸で抱きしめられる尊い時間。 六熊とおなじ地表から並んで世界を見てみると 今日という日は果てしなく永く、 かぎりない愛おしさが胸に満ちていく。 一緒に雨の音につつまれる。 おかゆベトベト祭りに参加する。 汗をたっぷりかいて、昼間から何度もシャワーを浴びて、 夏がきらきらとはじまった。 #
by ai-pittura
| 2017-07-04 10:47
| 六熊
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