
草木にいろんな段階があるように人にもいろんな時期がある。
種の時、殻を破って土から芽を出す時、太陽に向かって一心不乱に伸びる時期、
梅雨にうたれる時、葉を落とし実りを待つ時期...
じいじいの死とやりとりをする中で、司馬の描いた晋作の生き方が落雷のように響いた。
そうして私は違う時期に入りはじめたことを感じている。
いまは猛烈に燃料を欲している。
それは個展後のために必要なものだ。
本、映画、しっかりとした骨のあるものを次々に入れたい。
今までは丁寧にかみしめる必要があった。
今はちょっと違って未消化な部分が残っても、どんどん入れる時期だ。
だからアドレナリンが出続けているような状態で、日記もそんな感じだろうと思う。
晋作の生き方はいつでもとりだせるところに置いてある。
今回の個展でじいじい、老人という長かったテーマを終わりにしようと思う。
そして、もう一度ゼロから何かはじめたいと思っている。