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ふりつもる線

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2008年 09月 21日

絵と日々の間

起きたらシーツに草が一本ついていた。
お風呂には入っていないのになぜか風呂場の前に脱いだ服があった。
肘に擦り傷、お尻に打ち身。一体何があったんだか。(笑)
それでも家に帰ってきたら、コンタクトを几帳面にはずして寝ているところだけは
どんなに酔っていてもそうで笑える。
ゆいと2週間ぐらい会ってないだけで話すことがいっぱいあって、
大人になってからはゆっくり飲んでしっかり話すお酒を身につけた私たちも
昨日は久しぶりに盛りあがってほんとに楽しかった。
記憶は少々飛んでいても、立て続けにしゃべって笑って飲んだ勢いの余韻が満ちている。
ずっとこうしてきたんだなと思った。
心動かされる日々を、情動を、未消化の熱を、まずは何も考えずにゆいや旦那の前に曝す。
そして話して話して、話す中で私はそれらをはじめて内に取り込んでいく。
比較することで自分を知っていく。
そして絵に向かう。
ゆいも旦那もほんとに聞き上手な人だと思う。
聞き上手とは、うんうんと合わせて聞いてくれることじゃない。
彼らは手強い。いろんな方向に打ち返してくれるからおもしろい。
旦那は一見ぼーっとしているように見えるし、議論はしたがらない人で、ほんと口下手だが
実はかなり多角的な視点を持っている柔軟な人だ。
ゆいと旦那は偶然ふたりとも陶芸で、
方向は違うが共通項もあり、それぞれの温度は作品にも滲んでいる。
絵と日々の間にいてくれる彼らの存在は大事で、感謝している。

by ai-pittura | 2008-09-21 21:32 | 人間


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