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ふりつもる線

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2008年 08月 07日

麻雀

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勝負事は昔から好きだ。そのなかでもダントツに四人打ち麻雀が好きだ。
トランプなら一対一のポーカーが好きでよくしていた。
麻雀は単なるゲームじゃない。
何時間も打ち続けていると他のどんな勝負事よりその人の生き方が出ると思う。
流れ、そのなかで常に迫り続ける選択と決断、相手の心の動き、声に出さぬやりとり、
そこにはただ勝ち負けというだけでは終われない人生のドラマがいつもある。
そんな風に見えないと驚かれるが、もともと代々家族が麻雀好きで、
うちの父親は幼稚園児の時から打っていたらしい。
私がはじめて覚えたのは中1の時だった。すぐに好きになった。
何よりも好きになった。たかが遊びなどと思ったことは一度としてない。
麻雀の打ち方を見て嫌いになった人もいる。
昔つきあってた人は強かった。でも麻雀がらみで、よく喧嘩にもなった。
悔しくて泣いたこともたくさんあった。(笑)
一度だけ、プロの雀士だった人と打ったことがある。
本当にのまれると思った。そのときの恐怖は今でも覚えている。
後でずっと後ろに座らせてもらって打ち方を見せてもらった。もちろんイカサマはなし。
他のメンツが素人だったからかもしれないが、流れの傾きは歴然だった。
圧倒的な差がそうさせるのか、まるで粘着質の糸がついているかのように
牌が飛び込んできた。生きものみたいに蠢いていた。戦慄した。
いい経験だった。
絵をやると決めた頃、他の好きなことすべてをやめてもいいと思った。
でも麻雀を断つことだけは本当につらかった。煙草をやめるつらさとは比べものにならなかった。
今は年に1、2回しか麻雀を打つこともなくなった。
時間がないということもあるし、メンツが4人というのもなかなか揃わない。
やりたいと思いはじめると止まらなくなるから、できるだけ考えないように努力しているところもある。
ほんとうにずいぶん離れてしまった。点数計算もかなり忘れてしまった。
それでも絵以外でいちばん好きなことであるのは変わりがない。
打つ機会が少なくなって少しだけいいことがあるとしたら、自分を客観的に確認できることだ。
時間があいて、その間に自分が変わったら打ち方も変わってくる、ということ。
次のお正月の麻雀もたのしみだ。

by ai-pittura | 2008-08-07 23:57 | 筆休め


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