2008年 07月 22日
プログラム 1. 幸福を超えるのです 約2分 2. ころす 約1分 3. スープ 約1分半 4. 日ざかりの小径で 約3分 5. チャイブの花 約3分 6. 戦争の話をしてください 約2分 7. この雲も、嵐も 約3分 8. きんざ 約2分 9. femme(for every mothers) 約3分 10. パーティーがはねて 約5分 鎌倉でのライブを終えて、帰京した。 遠くから会場に来てくださったたくさんの方々、そして関西で応援してくださっていた皆さま、 本当にありがとうございました! 今日は液体のような疲れに揺られながら、ゆっくり写真を見ながらふりかえっていた。 よかったこと、足りかったこと、これからの課題、いろいろ思うことがある。 ライブでは高橋利哉氏による10篇の詩が読まれた。 ライブの時、朗読され空中に放たれた詩は前後感を伴った文として入ってくるのではなく、 声や朗読のリズムと共にところどころの名詞がボールのように飛んでくるという感覚だった。 「戦争の話をしてください」と「この雲も、嵐も」は2篇でひとつの絵、 それ以外は1篇につきひとつの絵を描き、 「femme(for every mothers)」では私自身の女性像を描いた絵を持ち込んだ。 最後、「パーティーがはねて」では会場の方をまきこんで一緒に、詩と音楽を聞きながら絵を描いた。 詩や音楽から触発された線や点が画面の上に展開する。 隣の人の描いた線に侵食する、自分の描いたものの上に新しい絵具がぶちまけられる、 他人の領域も自分の領域も何もなくなって、そこに重なる絵具の層があり、線がふりつもる。 それは、私がライブでしたかったことのひとつでもあり、胸が熱くなった。 そしてやっぱりぐっときたのは、 普段ひとりで絵を描くのとは違って みんなで何かをつくるという 生の感覚を強烈に感じたことだ。 フルーティストのyukiyukiちゃん、 そして詩のリーディングで女性声を 担当してくれた舞台女優の 近藤佑子ちゃんはライブに 本当に素敵な彩りを添えてくれた。 ライブ前日、利哉さんの家で リハ−サルをすることになり、 はじめて3人の声と音に触れた時、 足の裏から鳥肌が立ち上がってくる ような興奮の中、 少し離れたお風呂場でドローイング したことはきっと忘れないだろう。 ほんとうにありがとう。 そしてスタッフの皆様、本当にお疲れさま、ありがとうございました。 こんなに楽しい方々に囲まれ、無事にライブを終えるなんてこと、 始まる前には想像もつかなかった。嬉しかったです。 special thanks ジュレー・デザイン・ラボ(フライヤー作成) リカさん(写真撮影) リオくんと撮影隊のみなさん(映像撮影) ミワさん(搬入お手伝い、打ち上げ担当) みわさん(設営お手伝い、打ち上げ担当) そして、火の使用を許してくださったギャラリージャックと豆の木の皆様、 ありがとうございました。 モッタちゃん、おつかれさま、ゆい、じゅん、お母さん、いつもありがとう。ゆっくり休んでね。
by ai-pittura
| 2008-07-22 21:39
| LIVE
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