人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ふりつもる線

aipittura.exblog.jp
ブログトップ
2008年 06月 16日

佐久風景

佐久風景_b0080173_9524949.jpg
佐久平、ゆりの新居はほんの少し高い所から田んぼを見下ろすように建っている。
私は残念ながら田舎で暮らしたことがないが、ずっと田んぼが好きだ。
というのも田んぼを見ると、ザリガニや蛙、謎の生き物をつかまえたくて
いてもたってもいられなくなるからなんだけれど、今回別の意味できれいだと思った。
春の桜、秋の紅葉もいいけど、最も四季折々の美しさがあるのって田んぼじゃないかと思う。
春のたゆたう水面、青く茂る夏、黄金色に揺れる秋、刈り取られた跡に積もる雪、
心をしんとさせる。
とりわけ好きなのはやっぱり春から初夏にかけて今の季節、
若い苗がしゅっしゅっと頭を出す、その水面にまわりの山や木や雲が倒立している。
まるでもうひとつの世界みたいに。

佐久風景_b0080173_9534560.jpg
私が行った時は薄曇りで浅間山は稜線しか見えなかったんだけど、こちらは晴れた日の浅間山(ゆり撮影)。
浅間山は佐久からの眺めが随一だと、他の人も言ってたけど、毎日家からこんな風景が見えたらすごい。
震えてしまう。
もし私がこういう場所で生まれ育っていたら、土よりも水に親しみを覚えていたんだろうと思うと
不思議な気持ちに包まれる。
そしたら私はどんな絵を描いていたんだろう。




佐久風景_b0080173_953440.jpg佐久風景_b0080173_9575063.jpg
こちらは栗林の近くにあるゆりの畑と近くで見つけた蛇。
自然農(ほとんど自然にまかせて育てる。もちろん農薬も使わない。)で畑をはじめたゆり、
キャベツ、レタス、茄子、トマト、メロン、かぼちゃ、ねぎ、さといも、ほうれんそう、にんじん
野沢菜、水菜、麦、少しずついろんなものを植えていた。
水菜をお鍋で、野沢菜は炒めて食べさせてもらったが余分な味つけがいらない。
ほとんどそのままで食べられるくらいおいしい。
いつか彼女には農園レストランをひらく夢を是非とも叶えてほしいし、
そこにちいさな絵をかけさせてもらうのは私の夢だったりもする。


佐久風景_b0080173_20545553.gif

by ai-pittura | 2008-06-16 11:15 |


<< 長野*上田のちいさな美術館      長野へ >>