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ふりつもる線

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2007年 11月 01日

画心展東京ふりかえり

画心展東京ふりかえり_b0080173_21575947.jpg22日 朝5時起き、新幹線で東京へ。洋協ホール搬入。
予想以上に絵が多く、壁面がぎゅうぎゅう。
作品を入れ替え、隣り合う色を考慮しながら
結局位置を決めるのにかなり時間がかかる。
ライティングが終わったのは夕方、その後みんなで
スルガ台画廊に油画の副手さん、海野厚敬展を見に行く。
ここ最近見た中で一番ぐっとくる個展だった。
夜、Y君が連れていってくれた行きつけのお店、
ピータン、袋茸と筍の炒め物、ラーメン全部おいしかった。
画心展東京ふりかえり_b0080173_22153797.jpg話の方向はやはり旅に向かう。特にY君と話すと放浪病が熱を
帯びてくる。危ない危ない。
夜中、イタリアに新婚旅行前日のYから電話。旅行コースの
最終相談を受ける。私もトランクにつめて連れていってほしい。
初日 高校時代の友人関東組SちゃんとA、そしてAの赤ちゃんが
絵を見に来てくれる。久しぶりの再会と赤ちゃんの無垢さに感激。
まだ数ヶ月の赤ちゃん、象の存在も知らないのだ!
私の象の絵を見てどう思ったのだろう!
夕方オープニングパーティー、その後飲みに。泥酔してホテルへ。
画心展東京ふりかえり_b0080173_2262721.jpg翌日 また東京出張だった父来場。その後、
昔長野で住み込みバイトをしたカフェのオーナーが来てくれ、
然林庵銀座店に移動、ひさしぶりの近況報告をする。
そして詩人Tさんご来場、うれしかった。この方と話すとほっとする。
エスプレッソをごちそうになり、少しのゆるやかな時を過ごす。
夕方、今回のヴァイオリンの絵のモデルをしていただいたK氏が
飲みに連れてくださる。お腹にやさしい煮物と冷えたビール、
そして楽しくなごやかなお話。K氏にお会いしてから私は東京に
行くことが楽しくなった。いつも本当に感謝しています。
画心展東京ふりかえり_b0080173_22384792.jpg東京展では京都とはまた違った展示になり、見え方も違っていた。
京都展の搬入、15日から数え毎日うねるような日々を送り
最高に楽しかった。そこで得、悩み、戒め、また納得したことは
もうパンパンに膨れあがっていた。それらをひとり反芻したかった。
展覧会中に感じたこと、その火が最も大きい時にそれを消化し
次の作品に、次への展覧会につなげていかねばならない。
展覧会をしたことに満足し、疲れ、休んだら全部なくなってしまう。
そのために私は何としてもひとりになる必要があった。
そして、那覇に飛んだ。イヴリーの本と一緒に。


画心展東京ふりかえり_b0080173_20545553.gif

by ai-pittura | 2007-11-01 21:57 | 展覧会


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