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ふりつもる線

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2007年 10月 06日

竹の寺と松尾大社

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先日苔寺に行った日は竹の寺と呼ばれる地蔵院にも行った。
本堂に行くまでは竹林の中の細い道を歩いてゆく。
高く高くのびた竹の下の道はすこし薄暗く、風が吹く度にしゃらしゃら音が心地いい。
人は誰もいない、話し声もしない。電車の音も聞こえない。
聞こえるのは葉がすれる音と鳥の鳴き声と。
すーっと不思議な気分になった。
庭は整理された枯山水のようなものではなくていろんな草木が茂っていた。
中央に大きな椿が陣取っていてそのまわりにいかにも日本的な松があった。
しばらく縁側に座ってみんな何も話さずそれぞれの時間を過ごしていた。
とても美しいお寺だった。
今のところ私にとって京都のお寺ベスト3は円通寺、大徳寺高桐院そしてこの地蔵院だろうか。
高桐院も地蔵院も本堂へのアプローチが印象的である。
クライマックスに向かっての気持ちを掬いあげるように導く空間性が見事だ。
椿の花がひらく頃またここに来たいと思う。

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その日のはじまりは松尾大社だった。
重森三玲の遺作となった庭園が見るのが大きな目的だったのだが、
代表作である東福寺の方丈庭園のような鮮烈な鋭さは無く、
少し間延びし、意図が先走っている印象を受けた。
でもこれに懲りたというのではなく、三玲のいろんな庭園がもっと見たいと思っている。
いずれにせよ場に対し、果敢に挑みつづけた重森三玲という人は奥が深い。

松尾大社、苔寺、地蔵院は十分歩ける距離にあり、それぞれに魅力的なところだった。
これから京都は紅葉のお寺を求めて観光客が殺到する季節になるけれど、
観光ルートから少し外れた松尾はひそかにおすすめしたい場所。


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by ai-pittura | 2007-10-06 17:52 | 京都


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