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ふりつもる線

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2007年 09月 28日

右脳と左脳、私と父

右脳と左脳、私と父_b0080173_23354281.jpg感情記憶が昔からとても激しい。
とてもあたたかいものに触れたことや耐え難い死、
それから理由なきほんの些細なことでも
一回何らかの理由で心にとまってしまったものは
ほとんど記憶が薄れない。
主となるその出来事が、というよりもその出来事の
周辺の映像がくっきりと残る。
その時流れていた音楽だとか相手が着ていた服だとか
何気なく目に入った車の車種とかにおいや気温や
葉脈の入り方、シーツの皺、全部覚えている。
忘れることができないからそれが絵の源になっていくとも
言えるけど、まわりはゆっくり進んでいるのに
忘れられなくて過去に立ち尽くしたままの部分もある。
そうかと思えば、一回人に話したことをすぐに忘れ
同じことを何回も話して「いいかげんにして」と言われたりする。

仕事をしているのに毎回確認をとらないと今日が何月何日何曜日か全く把握できていない。
生徒とデッサンについて話していると調子が出てくるが
デスクワークになるとミスばかりで自己嫌悪になったりする。
これは右脳と左脳の問題なんだろうか?
私の左脳大丈夫ですか?ちゃんとありますか?
そう言えば昔からたくさん本を読んできたせいか本を読むのは相当速い。
でも飛ばし読みしている訳ではなく1ページまるごと一気に目に入っている感じだ。
これは右脳を使って読んでいるということらしい。
指を組んだら左手親指が、腕を組んだら左腕が上に来るから
完全右脳タイプねと言われたことがあるが、これはちゃんとした診断なのだろうか?

今日は父の誕生日だった。
父と私はそういった点において正反対である。
父は大切な話をがさっと忘れているかと思えば
仕事は本当にきっちりこなし、なんでも計画的にしなければ気が済まない。
石橋をたたいて渡るというより、石橋をつくることころから始めるような人で
暗闇の中、石橋を確認もせず酔っぱらい千鳥足で渡る私の生き方はさぞかし心配なことだろう。
でもね、こんな好きなことをしてしあわせな娘が父に願うことは、
余生は本当に体をやすめてほしいということ、それから母とふたりでも楽しんでねということ。


右脳と左脳、私と父_b0080173_20545553.gif

by ai-pittura | 2007-09-28 23:35 |


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