





昨夜は我が家の初窯だった。
うちの電気は窯が来たことで三相交流に、契約は昼割高、夜割安なので窯をたく時は夜中になる。
駆けつけてきたゆいの壷たち(写真)とYの結婚式引出物にするじゅんの平皿をきちきちに詰め、素焼き。
素焼きとは本焼きをする前に低い焼成温度で軽く焼いてかためること。
そうすることで適度な吸水性をもたせ、釉薬をかけやすくするそう。
はじめに温度をあげる時は、温度の急な上昇を下げるため窯のふたを少し開けておきます。
その時が、勝負!
窯メシ、第一弾、焼き芋!!!
お味は、副業としてじゅんに焼き芋屋を営んでもらおうかと思ったくらい美味でした。
ポクポクしっとり、おいしかったぁ。今度は紅芋焼き芋しよう。
美大の頃、私はよく陶芸のところに遊びに行っては窯詰め、窯出しに立ち合ってきたが
ずぅっと窯をたいている傍にいるのは初めてだったからすごくわくわくした。
電気窯なので本当はほとんどすることがないんだけど
はじめなので様子見のため30分毎の温度計測(写真左上のパイロメーターで窯の中の温度を測る)
に付き合いながら、ビールを飲み、カップラーメンを食べながら朝までしゃべっていた。
昨日は空気が澄んでいて真上にオリオンがくっきり見えた。
東の空につめたく燃えていたあの白い白い星は北極星だったんだろうか。
ずっと窯の横で目には見えなくとも作品の変化を感じてゆく。
それはちょっと妊婦さんにも似ているのかもしれないと思った。
陶芸のいちばん尊い部分に少しふれられたような、そんな時間でした。