

ぜんぜん変わらない場所ってあるもので、
高校の通学路にあった
ほんやら洞に寄っては友達と話し込んだり、
試験前にはみんなで集まって勉強(?)したりした。
数年の時を経て、ある画家に連れていかれた八文字屋という飲み屋で、
オーナーの写真家、甲斐さん(ほんやら洞創始者のひとりでもある)と出会う。
そのころ甲斐さんは直接ほんやら洞の経営に関わっていなかったが
もう一度カムバックするということで、「バイトしてよ」と言われ
オープニングに立ち会い、しばらくバイトした。
それが7、8年前。
それから大阪に帰ったり、ちょっと離れたところに住んだりで
すこし足が遠のいていたのだが、
久しぶりに行っても変わっていないことにびっくりした。
雑然と積み上げられた本も、においも。
あの汚かったトイレは前に変わってたけど、甲斐さんもSちゃんも年は重ねても
空気は一緒だった。
いろいろあったな。いい出会いもあったけどしんどいこともあれこれ。
今日、10月の画心展会議でブルースカフェに行ったら
昔から八、ほんやら洞の常連客Mっちゃんや少しバイトの時期が重なっていたYさんに会った。
不思議なものだ。
それにしても常連客には昼間から酔っぱらってる人多いな。
私はあの頃から状況はたくさん変わったけど、
感覚はたいして変わっておらず、走馬灯のような記憶に包まれ、
過去と現在の間を何度も往復したような酔いが頭を巡り、ぼーっとした。