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ふりつもる線

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2007年 07月 15日

イタリア、田舎の台所

イタリア、田舎の台所_b0080173_20474410.jpgイタリア、田舎の台所_b0080173_20475859.jpgイタリア、田舎の台所_b0080173_20481094.jpg
最近イタリアの料理がやたらと恋しい。
一番食べたいのはやっぱりフォルマッジ(チーズ)だ。
イタリアには本当にいろんなチーズがある。
パルミジャーノ(おなじみパルメザン、でも日本のと味は全く違う)、ゴルゴンゾーラ(青カビ入り)、
ペコリーノ(羊の乳)、マスカルポーネ(牛乳と生クリーム)、モッツァレラ(水牛の乳)、
リコッタ(チーズ抽出後の凝乳)、、、どれも本当においしくて格安だった。
プロシュート、サラミ、サルシッチャ(ソーセージ)、、、
日本料理はオーケストラのようにそれぞれの素材がこまやかな味付けや調理法で
美しいハーモニーを紡ぐが、イタリアは何と言っても素材が命だ。
生野菜もオリーブオイルをつけるだけでいくらでも食べられる濃厚さ。
食のBologna、マンマの料理は毎日おいしくてそのどれもがワインに合うものばかりだった。
そして、何と言っても格別だったのは、
何度もほっぺたを落としたノンナ(Tのおばあちゃん)のトルテッリーニ。
トルテッリーニは挽肉とチーズを詰めた小さなパスタを
ブロード(スープ)に入れて食べるBolognaの伝統料理だ。
ノンナのトルテッリーニにはどんな高級レストランも絶対かなわない。
あれは絶対田舎のおばあちゃんだから作れる味だ。
やさしくて素朴で、でも繊細。しわくちゃの手で頭をなでられてるようだった。

そして、そんな食事をさらに引立てるのが毎日飲んでいたノンノ(Tのおじいちゃん)の手づくりワイン。
ノンノは何から何まで自分でする。
畑を耕して野菜を育て、葡萄からとびきりのワインを作り、
猛獣みたいな猟犬を従えて兎や雉子を捕ってきては見事に捌く。
誇らしそうに見せてくれたカンティーナ(貯蔵庫)にはその日の収穫が吊り下がっていて、
どんな猟だったかをBologna訛たっぷりに話してくれた。
話はちょっとしかわからなかったけど、野うさぎの味はすばらしかった。

あぁー思い出していたら、ため息と一緒にでよだれが出てきた。

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by ai-pittura | 2007-07-15 20:47 | イタリア


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