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ふりつもる線

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2007年 05月 11日

もりだくさん

もりだくさん_b0080173_23195153.jpgもりだくさん_b0080173_2320260.jpg
今日は長い一日でした。
朝、絵を描きあげて、久しぶりに母校造形大へ。
すっかり模様変えして開放的になった日本画研究室や大学院に驚き、
先生や後輩と話しているとあっという間に時間が経ち、
気づいたらイタリア語の授業に遅刻!あわてて自転車を飛ばし、イタリア会館へ。
今日は接続法の勉強で、またまた新しい動詞の形に怖じけづきながらも、
これを覚えたらぐぐっと会話の幅が広がるのでやる気は十分。
とにかく使って使って覚えていくしかない!
授業の後、祇園にある浮世絵・木版画のお店、市村一房堂さんへ。
ここは摺師、市村守さんの仕事場兼お店で、先日イタリア人TとAが市村さんと親しくなり、
摺を体験させてもらうことになったので私も!と便乗したのだ。
外国人に木版の摺師さんを紹介してもらうなんてどうも立場がすっかり逆だ。
写真は市村さんの仕事場だが、ここには木版画に興味を持つ外国人が後を絶たないという。
そういう意味でここは人種のるつぼであり、市村さんとの話はとにかく面白かった。
その中のひとつは、日本人は折り紙を机の上で折るが、ヨーロッパ人は空中で折るという話。
そう言えば、イタリア人はみんな空中で果物や野菜を切っていて
まな板を使わないのに、ナイフ使いが異様にうまくて驚いたことを思い出した。
これは日本における平面性とヨーロッパにおける空間性ということに通じるだろう。
そして、木版画の多重摺りというのはやはり水の文化である日本だから生まれたものだということ。
話は尽きず、楽しかった。絶対また行こう。
なんと言ってもこの店のうたい文句がいい。
「朝起きたら開店します。夜寝ないといけなくなったら閉店します。
 もうたくさんだという時も店は閉まっています。」
長居しすぎてもうたくさんだと思われてはいけないので、
次の機会を誓い、京都国立近代美術館福田平八郎展へ。
金曜日は開館時間が20時までで、人もまばらでゆっくりと鑑賞することができた。
そんな中、2人も知り合いと遭遇。やはり京都はせまいというか行動パターンが似ているというか。
私にとって良かったのは漣、雨、そして柿の葉のスケッチ。
平八郎さんが無類の釣り好きだったことは有名だが、やはり水の表現は秀逸だ。
夕方、市村さんと話した平面性についての話や日本画、自分にあるもの、ないものなど
かみしめながら見ることができた。
美術館を出て、ゆいと大衆居酒屋あけぼのへ。
二人ともお腹を空きに空かしていたので、食べまくって少し飲んだのに安かったなぁ。
こぎたなくて(私にとってはほめ言葉)、小さくてカウンターしかなくて、
みんなテレビで流れている阪神戦に夢中で、おふくろの味。いい店だった。
それからまた場所を変え、しゃべりたおしてカフェラテにて一日をしめました。
今日はいろんな人に会えて、最後はゆいといつもの流れ、なんだかとても楽しかった。
さぁ、明日は朝から仕事だ。


もりだくさん_b0080173_20545553.gif

by ai-pittura | 2007-05-11 23:19 | 人間


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