



雨のそぼ降る京都を出発し、今日はずぅっと行きたいと思っていた
MIHO MUSEUMに行ってきました。
遠かったー。
まず市バスで東山三条まで出て東西線に乗り換え、山科へ。
そこからJRで石山駅へ。
駅前から1時間に1本(しかも行きは午前中のみの運行)のバスに揺られ、
田んぼを抜け川を超え、山をいくつかくぐって1時間、
そこから電気自動車に乗り換え美術館入り口へ。
でも遠くまで行く甲斐は十分にあるすてきな美術館でした。
建築設計はパリ、ルーブル美術館の設計を手がけたI.M.ペイ氏によるもの。
この美術館のテーマは道に迷った漁夫が仙境の楽園に桃源郷を見つけ出すという設定。
しだれ桜は終わりかけていたけれど、やわらかな緑の波の中にぽつとある
明るい太陽の光がさしこむ建物だった。
今は「中国・山東省の仏像ー飛鳥仏の面影ー」と「小さきもの みな 美し」という
展覧会二本立てで、特に後者がすごくよかった。
エジプトの豹を背負った女性の小さな小さな像、小さなお急須、
古代ガラス、志村ふくみさんの裂、
何よりこんなところで出会えると思っていなかった宋元画蟲図や乾山のうつわたち。
小さきものを愛でる心、それはとてもこの国らしいもの。
決して主役ではない、決して強い味付けではない、
でもどこかひっかかって、気づけばとても好きになってしまっている小さきもの。
そんなものたちがここにあってくれてうれしいなぁとしみじみ思った滋賀の一日でした。