「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」展を見に京都国立近代美術館へ。
油絵具の屏風、掛け軸、日本的題材の洋画、
膠を用いた日本画材を使っての遠近法、西洋風景を描いた水墨画。
この100年、揺らいできた日本の美術状況。
日本の絵画に絶対的な日本画も絶対的な洋画も無い。
そして問題に向き合うことの必要性。いろいろ思うところあり。
素材や方法が違えど日本というところに帰結していった画家達の展覧会。
徳岡神泉の「椿」、日本特有の恐ろしい美しさが宿っていた。
前にも少し書いたけれど、日本とイタリアの間にいる感覚は消えない。
イタリアから帰ってきてから日本の見方ががらりと変わった。
外国人が日本を見ている感覚に近いだろうか。とても面白くなってきた。
イタリアにすぐにでも長期留学したいと思っていたけれど、最近少し変わりつつある。
奨学金の問題や金銭的限界などもあるけれど、
一番行かなければいけない時期はまだなのかもしれない。
その前に、もっと日本を、そしてアジアやアフリカを
見ておかなくてはという気持ちがフツフツと湧いてくる。
場所をうつす時は必然的な流れに乗ってタイミングを大切にしたい。
この前のイタリア滞在は、まるですべて用意されていたかのように、
話が勝手にポンポン決まっていった。
去年の春には、その4か月後イタリアにいる自分なんて想像もしていなかった。
イタリアがずっと長く関わっていきたい国であることには間違いない。
今は焦らずのんびり付き合っていこう。

←愛の1clickよろしくお願いいたします