恵文社古本市に寄ったらいい本を見つけた。
isの総特集、「色」についての本であらゆる観点から検証している。
古代人の色彩観から、陰陽五行および日本の古代呪術や密教、四元素説、
古代中国、ルネサンスからサバンナの色彩言語まで、視点も興味深い。
まずは、色彩語の由来について谷川健一、大林太良、松田修の対談から始まる。
人間の目は、夜行性動物と違い、色と明暗の両方を弁別する。
その光の弁別から考えると、
古代日本の色彩範疇は白、青、赤、黒の四色だとされている。
白、黒というのは夜行性動物が区別するような明暗、
それに対し色のある世界に生きるものにとっての
色の明るさとして「赤」の感覚があった。
「白」の語源は「著しい」とか「顕著な」であり、
それに対するものとして「漠」の青が加えられた。
そういう意味では青は一番雑色性が強く、わかりにくい色だという。
一方、四元素説で火は赤、水も空気も白、土も白(灰)とされ
赤と白にのみ還元する分類は錬金術と共通したところがある。
色彩を光学的、視覚的現象として観察する科学的色彩論は
ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチにおいて極まったとされていて
彼は明暗のタームによって色彩を描いた。
まだ数ページパラパラひろい読みしているだけだが
とにかく面白く、これで年越しできそうだ。
作業場を使えるのは今日が今年最後の日だった。
一週間以上絵に会えないけど、年明けに見て
よしと思ったら完成にする。
さぁ、明日から年賀状書かなきゃ!!!