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ふりつもる線

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2006年 12月 28日

色彩考

恵文社古本市に寄ったらいい本を見つけた。
isの総特集、「色」についての本であらゆる観点から検証している。
古代人の色彩観から、陰陽五行および日本の古代呪術や密教、四元素説、
古代中国、ルネサンスからサバンナの色彩言語まで、視点も興味深い。
まずは、色彩語の由来について谷川健一、大林太良、松田修の対談から始まる。
人間の目は、夜行性動物と違い、色と明暗の両方を弁別する。
その光の弁別から考えると、
古代日本の色彩範疇は白、青、赤、黒の四色だとされている。
白、黒というのは夜行性動物が区別するような明暗、
それに対し色のある世界に生きるものにとっての
色の明るさとして「赤」の感覚があった。
「白」の語源は「著しい」とか「顕著な」であり、
それに対するものとして「漠」の青が加えられた。
そういう意味では青は一番雑色性が強く、わかりにくい色だという。
一方、四元素説で火は赤、水も空気も白、土も白(灰)とされ
赤と白にのみ還元する分類は錬金術と共通したところがある。
色彩を光学的、視覚的現象として観察する科学的色彩論は
ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチにおいて極まったとされていて
彼は明暗のタームによって色彩を描いた。
まだ数ページパラパラひろい読みしているだけだが
とにかく面白く、これで年越しできそうだ。

作業場を使えるのは今日が今年最後の日だった。
一週間以上絵に会えないけど、年明けに見て
よしと思ったら完成にする。
さぁ、明日から年賀状書かなきゃ!!!

by ai-pittura | 2006-12-28 21:17 |


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