行ってきました兵庫県立
ジャコメッティ展。
疲労と虚脱感で未だ放心状態。
第2室がよかった。
部屋に入った瞬間、何かを思うより先に涙でいっぱいになって
その場にへたりこみそうになった。
ジャコメッティの絵画は動く。
ジャコメッティの描く顔は見る距離によって、変化する。
近づくにつれ輪郭をあらわし
遠ざかるにつれ彫像になる。
ある距離から後ろに下がった瞬間に生身の人間になる。
どうして。
それはジャコメッティとモデルの間の距離だったのだろうか。
わからない。
ジャコメッティの彫像の偉大さは、その正面に立ったとき
後ろ姿までもが見えることだと思った。
図録は買わなかった。
彼の作品において図録は意味をなさないような気がした。
あまりに隔たりがある。
ジャコメッティの作品は世界にただひとつ、唯一無二のしごと。
はやく次の作品がつくりたい。
今日、他に国立国際美術館で伊藤存×今村源×須田悦弘の3つの個展と金子潤展も
見てきた。