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ふりつもる線

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2006年 08月 22日

Alberto Giacometti展

行ってきました兵庫県立ジャコメッティ展
疲労と虚脱感で未だ放心状態。

第2室がよかった。
部屋に入った瞬間、何かを思うより先に涙でいっぱいになって
その場にへたりこみそうになった。

ジャコメッティの絵画は動く。
ジャコメッティの描く顔は見る距離によって、変化する。
近づくにつれ輪郭をあらわし
遠ざかるにつれ彫像になる。
ある距離から後ろに下がった瞬間に生身の人間になる。
どうして。
それはジャコメッティとモデルの間の距離だったのだろうか。
わからない。
ジャコメッティの彫像の偉大さは、その正面に立ったとき
後ろ姿までもが見えることだと思った。

図録は買わなかった。
彼の作品において図録は意味をなさないような気がした。
あまりに隔たりがある。
ジャコメッティの作品は世界にただひとつ、唯一無二のしごと。
はやく次の作品がつくりたい。

今日、他に国立国際美術館で伊藤存×今村源×須田悦弘の3つの個展と金子潤展も
見てきた。

Alberto Giacometti展_b0080173_20545553.gif

by ai-pittura | 2006-08-22 19:33 | 展覧会


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