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ふりつもる線

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2006年 06月 15日

川本喜八郎

今日はイタリア人の友達が心待ちにしていた、川本喜八郎〈死者の書〉という
人形アニメーションの先行上映について行った。
私はそれまで川本喜八郎をよく知らなかったが、彼は伝統文化をふまえながら
独自の表現によって人形アニメーションという世界を大きく広げた、日本を代表する作家、
81歳のスゴイおじいちゃんだ。
この死者の書は川本の集大成でもあり、発案以来30年もの歳月をかけたという。
人形アニメーションは10分を撮るのに1年かかるとも言われる、
気の遠くなるような仕事量なのだ。
残念ながらこのような映画には全然TV局などのバックアップもないようで、
ほとんど全てサポーターの応援でリレーロードショーが決まったようだ。
一般にも広く告知することが本当に難しいと思うが、
手仕事の素晴らしさも含め、いろんな年齢層の人に見て欲しいと思った。

そして、イタリア人から見てそんなに驚くべきものを作っているのが日本人だということは
やはりうれしい。
川本喜八郎の仕事は確かにこの国の仕事だなぁと思った。
そして日本の古いものがたりはきれいだ。
イタリア人の友達から教えてもらう新たな日本、
今までと違う角度から見る日本、
それが最近の糧であり、
この関係に感謝している。

by ai-pittura | 2006-06-15 23:22 | 筆休め


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