
4月末の野営時、K谷の山葵沢近くで遭遇した、心ふるえる山のおとしもの。
とてもうつくしくって、陽にかざしたりなでたりしてはまじまじと見つめる。
どんな宝石よりもきらめく生命のかけら。
帰って調べてみると、山鳥の尾羽であることが判明。
長い方の尾羽は約60cm、短い方は約30cm。
あしびきの 山鳥(やまどり)の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む
柿本人麿(3番) 『拾遺集』恋3・773
の山鳥の尾!
山鳥の尾のような長い長い夜・・・なんて詩的なのでしょう。
人麿さん、あなたの見ていた山鳥の尾と同じですか?
※羽根を拾ったときは、汚れたり乱れたりしていても
ぬるま湯で石鹸をつけながら丁寧に洗浄し、
その後蒸気で乾かすと、ふっくら毛並がきれいに揃います。
(自己流なのでもっといい方法があるかもしれませんが、羽根の驚くべき再生能力に脱帽。)
制作の傍ら、こんなことばかりしているので全然時間が足りません・・忙しい・・