"春を狩る" 4号 板紙・木炭・鉛筆・パステル 2014年
猫たちの狩りがはじまっている。
いろんなものを持ち帰ってくるので、時々ギョギョッとすることもあるのだけれど・・・。
この間は
ヒミズ(モグラ科)を連れ帰ってきた。
身体はネズミよりひとまわりほど大きいくらいで10cmほど、
黒い毛並はまるでビロード、やわらかくすべすべで、尾は黒いエノコログサのようだった。
手はちいさなシャベル、トガリネズミのような細長い鼻と小さな眼がとても可愛かった。
ああ、ここにもヒミズが住んでいるのだなあ。
仰木に住むいろんな生き物たちのことを猫たちに教えてもらっている。