
長野のYさんがたくさんの林檎と洋梨が送ってくださった。
玄関に飾っていたら、甘く爽やかな香り。
帰宅する度にりんご畠に迎えられるような嬉しさを感じながら、
いくつかはシャキシャキとそのままで、サン冨士はジャム、姫林檎はコンポートに。
そして残りは少しずつ干しりんごに。
Yさんが何かを送ってくださり、
私たちはYさんに送りたいなあと思うものとの出逢いを待ちながら日々を過ごし、
メールのないYさんとはゆっくりと手紙をやりとりする。
Yさんへの急ぎの手紙には封筒に”今すぐ読んでください。”と書いておかなくてはならない。
読むのを楽しみに、何ヶ月も封を開けず机の上に飾っていることもあるのよと
奥様から聞いたとき、涙がにじんだ。
最近よく 時間ということを考える。
遠さということをたいせつに思い直す。
自分なりの時間を大事に紡がなくてはいけないなと切に思う。

