
りんごの樹は、寒い冬の間、樹皮や根に糖分をたくわえる。
その匂いに誘われてハタネズミたちが根をかじりにくるが、
あまりにそれが多いと樹は傷んでしまう。
そこへ、まるで調整役のようにネズミを食べにくるのが梟。
昔から、りんご園の老木の樹洞を梟が棲処としていることは
とても多いという。
ひとつのりんごの持つ、おおきな広がり。
りんごの奥に広がる風景を思った時
自然界の繊細な均衡に、ハッとさせられる。
あらゆるものが、おおきな関わりのなかで
生きている。
"Y氏のりんご" 2013年
現在、かわうそ画廊にて展示中です。
他にもあと二点展示していただいているとのことです。