そういえばブログを更新するという頭がすっかりなくなっていた。
この一ヶ月は彫塑に没頭。
絵では麻痺してしまっている部分、平面では通り過ぎることができても立体では決して曖昧にできない部分を
いやというほど突きつけられる。
今回は土も新たなものに変え、はじめは四苦八苦するも、
小さなものを遊びつくり、少しずつ土が身体に馴染みはじめたころ、
感覚もゆるやかに変化しはじめる。
ほぼ実物大の頭部にも取り組んだ。
人の顔がたちあがっていく過程は、絵のそれ以上にもっと、何かが人になっていくという過程を想起させる。
人とは一体なんなのだろうか。
適当に起伏をつけただけの土塊からふいに人間の佇まいが流れ、どきっとした瞬間があった。
顔の表情を丁寧につくりこんだ瞬間、命の気配がさっと消え、ただ冷たい物質に変わった瞬間があった。
また、土そのものもいきいきと呼吸する瞬間があり、はっきりと光をうしない、死ぬことを教えられた。
拙い試行錯誤は一応の結着を迎えたが、ゆっくりと乾燥の後、無事に窯から出てくるまでは
まだまだどうなることかわからない。
とても有意義な時間だった。
人間のことを、改めて考えている。
まだもっともっとやることがある。