
ずっと撮りたいと思っていた、
タガネのあくび写真が偶然撮れてとても嬉しい。
あくびの時はこんな顔をしていたのやね。
まじまじと見てしまう。
このところ、ずっと静物画を描いている。
りんごや梨や。
なかなか感覚が掴めず、何枚も消しては棄てる。
自分がりんごから感じているものと、
絵の上で立ち上がってくるりんごの間に距離がある。
その距離を何とか詰めていきたい。
うつくしさにのまれてはいけないと思う。
打たれ過ぎると、どこか視覚を足がかりにしようとしていることに
はたと気付く。
視覚に依りすぎるときっと離れてしまう。
うつくしさの外側にいることが必要だと感じながら
なかなかそれができずに、もがいている。
りんごの実をうつくしくしているのは、
実そのものだけでない。
枝や花や葉や、もうそこにはないもの、もっと違うなにか、
りんごの周りにある広がりに
触れたい。