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ふりつもる線

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2012年 04月 10日

北比良峠

北比良峠_b0080173_1861713.jpg北比良峠_b0080173_1862787.jpg
あたたかな春の日、ちょっと山に入ったところでゆっくりお弁当を食べようとゆいと比良に出かける。
イン谷口〜正面谷に入り、大山口へ。
大山口の分かれ道を右へ、川にかかっている手づくりの橋は壊れて渡れず、浅瀬の飛び石を渡る。
見晴らしを求めてもう少し上まで行こうと登りはじめるも、
延々とつづくかなりの急登に早くも体力、筋力不足を思い知らされる。
約一ヶ月ぶりの比良、山はまだ春からは少し遠く、桜の蕾もかたく、新緑はまだ冬芽のなかに身を縮めている。
雪は先月よりもずいぶん解けてきており、登山道は雪解け水で小さな川のような状態。
常緑樹の比較的多い道を登っていき、大山口から40分ほどでカモシカ台へ。
樹々の間から春霞の琵琶湖がうっすらと見える。
カモシカ台からは雨などによってV字に切り込まれたダケ道といわれる細い道が続く。
なかなか眺望が開けず、北比良峠を目指すが、途中からザラメの雪道に。
解けかけて水分を含んでいる雪はかなり滑りやすく、一歩一歩に時間がかかる。
急坂はなんとか登れても、つかまる木も疎らな帰りの下りで滑落の危険を感じ、
カモシカ台から1時間ほど歩いて北比良峠(967m)目前で引き返すことにした。
トレッキングポールがあればこういう時しっかり支えられるのだな。
二足歩行というのはなんとも頼りないものなのだ。
結局、昼食はやや窮屈な尾根で、眺望開ける北比良峠を、幾分恨めしい気持ちで眺めながら、
寒さにふるえて食べることになり、想像していた昼食とのギャップが可笑しくて笑いあった。
思えばゆいとどこかに行って快適だったことはほぼ無く、
西表島では台風のなかテントを張ることになり、遠野では猛吹雪のなかをさまよったことが懐かしい。
それを思えば、私たちは年を取り、少しずつ慎重になることを覚えている。

それにしても、我ながら足腰の弱さがここまでかと情けない。
下りでは膝が笑いっぱなし、乳酸もすぐたまる。
少しずつでも身体をつくっていきたい。
それでも頭や心の疲労と違って、全身を使ったあとの疲労は本当に心地よく、
なんだか脱皮したような心持ちでスッキリと眠りについた。

北比良峠_b0080173_2058940.jpg

4月9日 麓は晴れ、中腹より曇り、にわか雨 寒暖の差かなりあり
イン谷口〜正面谷(10:45)〜大山口〜カモシカ台(11:25)〜少し休憩〜ダケ道(途中から雪道)〜
北比良峠手前(12:45)〜昼食〜ダケ道〜カモシカ台〜大山口(15:00前)

by ai-pittura | 2012-04-10 21:15 | 山へ


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