










奥伊勢から鳥羽へ。
鳥羽の港から船で10分の答志島にて一泊。
どうしてだろう、島がやっぱりどうにも好きである。
島には独自の文化や文脈が しっかりとあって、そこに立ちこめる生活感にふれる時、
ささやかな宝物を見つけたようなよろこびと共になぜかいつも少し胸が痛い。
夜にちいさな星を見つけた時と似た気持ち。
答志島はもう梅もほころびかけていて、滋賀よりきっと二週間は春に近い場所だった。
家々には大体どこの壁にも○に八の文字。
なんだか暗号のようで不思議だったが、次の日の朝謎がとける。
それは毎年八幡さまのお祭りのあとの消し炭で書かれるという魔除けの八、八幡さまの八だった。
そして各家の軒先にはお札と鰯の束、これも魔除けのため。
島のおばあちゃんたちが皆、押している手押し車はじんじろ車といって、
野菜やお魚を運ぶための荷車。いろんな色があって使い込まれていてとてもかわいらしい。
島はワカメ漁の時期、これから4月までが旬とのことで
初めていただいたワカメしゃぶしゃぶ、伊勢エビに鯛にさざえに、
民宿では夕食にとんでもない豪勢なものが舞い踊り、それは泊めていただいたお値段とは不釣り合いなほどで。
海沿いでは、立体制作に使えそうな流木を拾い、網にひっかかって陸あげされたヒトデたちを拾い、
たくさんの収穫と共にほくほく帰宅。
島のおばちゃんたちにも本当によくしてもらって嬉しかったなあ。いつかきっとまた行きたい。
Wちゃん、車を出してくれてありがとう!運転ほんとにおつかれさま。