
昨日は版画を新たに軸装するため、以前、お世話になった
栗山知浩さんのお宅にお邪魔させていただいた。
表装の作業場は予想よりもずいぶん小さく、
しかしクローゼットや押し入れの中から出てくる裂地の量といったらもう止め処なく、
あっというまに反物の山ができてゆく。
そのひとつひとつをじっくり見せて頂いたが、インドの古裂からお坊さんの袈裟に使われているようなものまで
ありとあらゆる色、種類があって目がまわりそうになる。
さらに布は裏表どちらも使え、刺繍のものだと全く違う印象であり、
柄ものも小さな部分で使うとなるとありとあらゆるバリエーションがあり、
その無数の選択肢のなかから選ぶことは、楽しくも気が遠くなりそうな作業だった。
さらに布選びが終わると、軸の巾や寸法、一文字や風袋のあるなし、軸先などを決めていくという
フルオーダーメイド。
結局4時間半悩ませていただき、選んだものは前回とはかなり違う印象になりながらも、
作品はスッキリと見せられるもの。
出来上がりが今から楽しみで仕方ない。
栗山さんのお話はとても面白く、様々な布や軸に関する豆知識は目から鱗で本当に勉強になりました。
またこれから栗山さんとお仕事させていただく機会がたくさんありますように!