


制作のひどい肩凝りと車生活ですっかり鈍ってしまっている身体を呼吸させるべく
山門水源の森に入る。
標高も低く、昼食時間を含んで3時間半ほどで一周できる小さな山の森だ。
ほとんど誰もいない静かな森、光がよく入り風通しがいい。
沢と森の真ん中に小さな湿原があり、まわりをブナ、ミズナラ、カシ、杉、檜などの林が取り囲んでいる。
カワラタケがたくさん、ナナカマドが赤い実をたわわにつけている。
小さな花火のような白い花、コウヤボウキという名を覚える。
地面は乾いた落ち葉のじゅうたんに星の数ほどのドングリ。
猿と鹿の糞、糞ころがしがせっせと働いていた。ヒャーーンと遠くで鹿の声。
ほどよい疲労感の心地よさと山頂で飲む一杯のコーヒーの素晴らしい幸福感。
それにしても山で飲むコーヒーはどうしてこうも美味しいものか。