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ふりつもる線

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2011年 02月 04日

仰木の暮らし

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ネット開通。
ブログを書くのもひさしぶり。
パソコンの前にゆっくり座る心地になんだか少し違和感。
引っ越してからあっという間に一ヶ月すこし。
まだまだ片付けも終わらず落ち着かないけれども、暮らしにはずいぶん慣れた。
居をうつしてこんなにも環境が変わったのだなあと最近はしみじみ思う。
変わったこと、
野菜の値段がものによっては京都の3分の1で買えるようになったこと。
白菜のはっぱは細かく細かくちぢれていて、大根は太くいろんな大きさのぶかっこうなものがごろんごろん。
ちかくの養鶏場から来ているらしき卵は10個350円と高いけれど黄味が全然つぶれず新鮮。
あるいていけるところに何もないのでほとんど毎日車に乗るようになったこと。
温泉は旅行か歩歩琳堂で個展している時に入るものと思っていたのが、
ちかくに温泉が湧いているので、車ですぐ日帰り温泉に行けるようになったこと。
車で行けるところにしか呑み屋がなく、従って飲みにいくこともなくなったこと。
特に禁断症状はでていないが
どこかに泊まりで居酒屋に行ける機会や友達が来てくれて飲むお酒がたのしみである。
庭の半分は陽あたりがよく、太陽の下にたくさん洗濯物を干せるようになったこと。
縁側でゆっくり朝ご飯を食べて、タガネと日向ぼっこをする時間をもつようになったこと。
部屋がふえて眠る部屋と食べる部屋を別々にできるようになったこと。
アトリエが離れになったこと。
それだけでかなり切り替えができるようになったこと。
日に何度かお茶をゆっくり飲む時間をもつようになったこと。
たまに隣の家のこどもの声、鳥のさえずり、本道の車の音、木の葉ずれが聞こえる他は
ただただしずかなこと。
一度外にでて入るお風呂は、違う空間のようで静かに考え事ができること。
アトリエの窓から樹々と空が見えること。
毎日変わる山々や湖の風景にいつも胸うたれること。
雪の生活にほんの少し触れたこと。
そして何より
夜がとても濃いこと。
街灯のない道、墨色に浸かったような奥行きのある、細かい粒子のような黒の世界。


上の写真は仰木の集落を抜けたところ、私のすきな道より。
下の写真はお正月に祖母、母とみた朝の琵琶湖。

仰木の暮らし_b0080173_19164126.jpg

by ai-pittura | 2011-02-04 19:19 | 仰木の暮らし


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