2010年 08月 18日
日曜日、ベランダから大文字の送り火をしみじみ見る。 この家から見るのも今年が最後。 送り火には独特の空気感がある。 天に向かう火。 ぽっぽっと火が灯ってゆき明々と燃える。 そして小さく点のようになってゆき消えるときの静けさ。 人の生と死を思う。 五山の送り火のこと→click 最近、制作の調子がよくない。もやがかかっているようだ。 クリアーな時があれば見えない時もある。 晴れの日があれば雨降る日もある。当たり前のこと。 わこちゃんが貸してくれた映画をみる。 『かもめ食堂』と『めがね』、どちらも食べることや何気ない風景をとても丁寧に描写した映画。 あたたかい気持ちになった。もたいまさこ、絶妙ですよ。 『めがね』サクラさん豆を煮ながらの一言。 大切なのは焦らないこと 焦らなければそのうちきっと ふと思う、荻上監督が都市を舞台に映画をつくるならばどんな風になるのだろう。 大好きな高校野球を何試合かテレビ観戦。 前はよく甲子園に行っていた。 甲子園の前まで行ってチケットが完売で、途方に暮れていたら出場高の人がチケット分けてくれたり。 アルプスでの観戦が大好きだ。 学生たちや球児の親戚ともみくちゃになって応援歌をうたったり踊ったりの。 高校野球も残るは3日。 今日の聖光学院と興南の試合にも胸が熱くなる。 甲子園という夢のなかで、その晴れ舞台から姿を消すことはとても悔しいことだけれど、 昼間号泣していた球児が、夜晴れやかな顔で大口あけてごはんをかきこんでいる姿に励まされる。 高校野球のすがすがしさはいつも格別だと思う。
by ai-pittura
| 2010-08-18 22:48
| 筆休め
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 絵 イタリア 京都 仰木の暮らし 土蔵ができるまで 山へ 釣り 旅 久高島 東北 風景 版画 陶彫 画集 展覧会 LIVE Drawing ガソリン 大学院時代 本 映画 店 タカラバコ 人間 六熊 春子おばあちゃん たがねとめめとみん 筆休め お知らせ 未分類 以前の記事
2018年 06月 2018年 03月 2018年 02月 2017年 12月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 02月 more... フォロー中のブログ
Exhibition A... le journal d... blog フィレンツェ田舎生活便り 加藤わ呼三度笠書簡 雑貨と日々の一期一会 ... かたん工作日記 鎌倉と古道具のツレヅレ-... 太陽ヲ貴方二 ... 通販 一花一葉 地中海と砂漠のあいだ 無 相 創 銀座 月光荘画材店 トスカーナ オリーブの丘... ヒトは猫のペットである 水色の雨 Change by Gr... 毒食わば皿まで イタリアでの徒然なモノ… 私 と 消 え た 日 ... クロアチアの碧い海の夢 フレスコ画研究所 バステ... トスカーナ 「進行中」 ... フィレンツェ田舎生活便り2 RED GLOBE ■工房 YUSA Gallery Shim... 田口ランディ Offic... 心の声に耳を傾け。。 SPEAKEASY 心と写真 r-photo 太田 バンビの SCRA... SOIL LIBRARY Ⅰ O r-note A motif ラグーザに流れるもの 満月アンティーク ふくみみ日記 コッツウォルズ・カントリ... 京都美術学院のアトリエより 浅間山の麓から ぐるぐる通信 そのために ROSASOLIS Animal Skin ... 野に思う。 偽の女庭師 アートのある暮らし al... 京都大原アトリエNORI革日記 榮一のホームページ 坂を降りれば 鳥人の翼 In orde... kozalog World Music ... KUNO Takashi 朴禾の日々 月よむ骨 私、農民になりました! 一汁一菜の器プロジェクト... 十一の海 - キョウト ... 新・自然遊悠学 mohariza12メモ 松の司 蔵元ブログ daily life a... 日々の皿 スカラベの晩餐 Soubou blog ... スカラベ堂通信 Link
ライフログ
最新のトラックバック
検索
タグ
忠田愛個展(11)
ギャラリー枝香庵(11) 稲富淳輔(9) ギャラリー歩歩琳堂(8) 稲富淳輔個展(8) 忠田愛(6) ギャラリー島田(5) 美の予感2015(4) 個展(4) 稲富淳輔展(4) 大阪高島屋(3) 高島屋(3) ギャラリーNEXT(3) プラグマタ(3) 高垣勝康(2) 琵琶湖(2) 陶(2) 美の予感2015(2) galleryサラ(2) ギャラリーゴトウ(2) その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||