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ふりつもる線

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2010年 02月 16日

雑記

雑記_b0080173_2043132.jpgあっという間に2月も中旬で日々のはやさに驚くばかり。
前半は造形大大学院の演習ゼミに呼んでいただき、自分の制作のことから
素材や技法について、質問を受けながら大学院時代のことから結婚までいろいろ話したり。
院のみんなの不安や期待、迷いながらもまっすぐに話をしてくれたこと、
本当にうれしかった。ありがとう。
コンセプトにするのでなく、わからないことをわからないままに暖めておく勇気、
その話は私自身に言っていたことでもあったよ。
ものをつくりつづけてゆくこと、そのための線路はどこにもないし、
まず自分の目で見ようとすること。それは言葉でいう何倍も難しい。

工房に行っていたある日は雪がふり続け、ずいぶん積もった。
雪国の厳しさをしらない私はうれしくて何度も雪の中に立った。
静けさで心の中がゆっくりと均され、
自分が溶けだしてどこまでもつづいてゆく感じになる、心地よい。

映画、牛の鈴音を見た。
お爺さんと牛の歳月を経た素朴な美しさということは横におき、
人間のもつものについて考えさせられる作品。
作品の評価はひとりあるきするけれど、それではないところにこの映画のよさがあると思った。
鈴の音が象徴的でとても心にのこった。
ポニョもテレビでようやく見た。
大きな世界を描いているようでそれぞれの個のなかにある普遍的な世界だと感じる。
最近読んだ本は宗左近『日本美 縄文の系譜』『縄文物語』。拾い読み、吉村貞治『古仏の微笑と悲しみ』。
『バガボンド』は久々にほんといいなあと思うマンガ。特に32巻。
友達が貸してくれた梨木香歩『沼地のある森を抜けて』、おもしろかった。
いただいた四方田草炎の画集は静かな熱のこもったもの。
ひとりという静かな時間を感じる。素描ってこういうことだなあと。

昨日はneutronにて5月の東京個展の打ち合わせが終わり、展示プランが少し決まる。
東京では初の個展、自己紹介も兼ねて新旧織り交ぜながら
制作の流れがみえるような展覧会になりそうです。
最近は絵に向かっていると版画を、版画をしていると絵を感じる毎日。
已然肩こりはひどく、ちょっと体を動かすだけで筋肉痛になるほど運動不足。
たまのキャッチボールが楽しい。ズボンが泥だらけの29歳です。マイグローブを買おうか本気で検討中。

by ai-pittura | 2010-02-16 01:37


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