




PHOTO by Akihito &Miyuki Fujii
銅版画工房カプラムマニアにて二度目の滞在制作を終え、
凝縮されたようにあらわれたものを毎日のように反芻する。
それぞれの役割が前回よりはほんのすこし手に馴染んだ道具たち。
何かと何かの間を綱渡りするような手探りのなか、すこしだけ近づけた時、束の間のよろこびと
次の瞬間投げられた石の波紋に傾く自分。
押す力と引く力と、ジグザグに曲がりくねった道のなかで
まだまだ形にならなくても版に向かうことの大きな大きな意味を感じさせてもらった日々。
ありがとう。
工房へ向かう車からみる琵琶湖の毎日違う光と、ある日は雪に隠れた比良の山並、
ちいさな鉄橋がとても好きで。