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ふりつもる線

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2009年 04月 09日

暮らし

暮らし_b0080173_11192567.jpgもうすぐ旦那の搬入。部屋では最後の調整を待つ作品が並び、
ダンボールなどの梱包材が住まいを占拠する。
この家に住んで2年。まわりの環境は申し分なく、
ふたりそれぞれのアトリエ、私の野外制作場所(ベランダ)、主人の窯場(車庫スペース)、
そして寝食の場という最低限のスペースとなんとか払える家賃条件は
クリアーしているものの、ここにずっと住もうとは思えない。
問題のひとつは収納スペースの少なさ。作品は増える一方なので
廊下は私の大作で半分の狭さに、そして旦那の過去作品をつめたダンボールが
あちこちにある。はじめは布で仕切りをしたりしていたが、
元来の無精に、仮の宿という思いが手伝い、今や保留状態である。
そんな我が家に、ここ2週間くらいいろんな方が入れ替わりに訪ねてくださり
毎回本当に嬉しいです。でもゆっくりくつろいでいただけないことは心苦しい。
先日、友人の革職人ノリさんの家にお邪魔した時など、
満開の桜と大原のやさしい風景を望むテラスでお茶をいただいた上に、作られたベルトと
畑で採れたての野菜をわんさかいただいたものだから余計にそう思う。
ふと自分の生活を省みた時、毎日はとにかく制作か仕事かのどちらかで、
仕事や用事がない時に、いかに制作時間を多く捻出し、人と会うことも大切にしながら
適度な酒と本と旅をすべりこませるかでもういっぱいになっている。
でもそのなかでほんとに少しずつでも、暮らしを大切にできるようになっていきたい。
今の私にはそれが特に欠けている。
たとえば、ゆっくりと手のこんだ料理をして、ごはんと器を楽しむこと。
クッションカバーを新調すること。
部屋の環境を整え、たまには昔のようにゆったり二人で映画を見ること。などなど。
次、引っ越したら犬か猫も迎えたいなあ。

by ai-pittura | 2009-04-09 23:53 | 筆休め


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