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ふりつもる線

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2009年 01月 07日

28

昨日28歳になった。同じ誕生日の祖母は100歳に。
盛り沢山の一日で、高校時代の英語のカワシマ先生(本業は絵描き)と一緒にある絵描きさんの家へ。
そして、昔買われたという香月泰男の絵を見せていただく。
菜の花やお茶の実、蝸牛などの作品 6点も。
他にも須田国太郎や宮崎進のタブロー。
住まいの中で見る絵というのはギャラリーや美術館で見るのとはまた全然違う。
和室の畳と土壁の間で、香月さんの絵には匂いたつような生き生きとした鼓動があって
それは絵というよりも切りとられた小さな自然に近い。
カワシマ先生は先生でカルトンバッグの中からひょいひょい何か取り出したかと思えば
先生の恩師、津高和一さんのスケッチ、フィニの版画、
それから中野弘彦さんとの往復書簡。
そこで聞いたいろんなエピソード、見せてもらったもの、どれをとっても
意識が高く、細く鍛え抜かれ、厳しく淘汰されており静かに息をのんだ。
描くことはそう、私はまだまだ岩壁に手をかけたにすぎない。
打ちのめされた心地よさが誕生日にうれしく響く。
夜はじゅんとゆいと寿司屋(回ってない寿司屋!)へ。
あわびやなまこまで食べさせてもらい感涙。
そのあと行きつけの「のら」での酒宴には、偶然陶芸のM先生が乱入というハプニング。
独特のテンションで、事故で廃車にした話をしてたかと思えば
急に目をしょぼしょぼさせて眠い〜帰るわあ、
こんな先生がいることは学生たちにとってほんと素敵なことやなと握手で見送る。
そんなこんなで今年の誕生日は自問することが多くあった、
そして縁の不思議さを改めて感じた大事な日でした。
じゅん、ゆい、いつもありがとう。
メールをくれたみんなにも、本当にありがとう。

by ai-pittura | 2009-01-07 23:41 |


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