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2014年 12月 30日

2014年

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わこちゃん、ゆいが来てくれて、おでんで忘年会。久しぶりのおでん美味しかったなあ。
じゅんもようやく今年最後の窯焚きが終わり、野札(花札のようなもの)に興じ、急にお正月気分がやってくる。

あと2日で今年も終わる。
はやかったなあ。
年内に区切りまで進めたかった100号がようやく落ち着き、
あとは少し寝かせて眼をあたらしくするところまで進んだ。
途中、おおきな分岐点があり、はじめに思っていた色とは違う方向に舵を切った。
イメージをなんとか表出させるために、色の選択は重要だけれど、
はじめから決めすぎると絵の声が聴こえなくなる可能性がある。
少しずつあらわれる絵に対して、ひとすじの道を歩きながら
どれだけ柔軟に対話できるかをもっと大事にしなくてはいけないと思う。
おおきな絵を描くと、足りない部分が顕著にあらわれる。

今年はグループ展が9つ、個展がふたつ(内ひとつはドローイング展)、
発表させていただく機会がつづき、立ち止まることも少なく、ひたすらに描いた一年だった。
夢中で描きつづけるなかで見えてくることはたしかにあるけれど、
物事をじっくり見つめること、そして自分なりにかみしめる時間が
来年はもっと必要であることを切に感じた。
何事もゆっくりとしか手繰ることのできない私にはことさらに。
来春の個展まではもう少しこのペースで集中し、
そのあとはひと呼吸置こうと決める。

ただただものを見つめ、自分のなかで発酵させる時間を大事にしたい。
描こうとするものを、一日じっと見つめる日をつくろう。
新たな素材にも描く実験をしたいし、
ドローイングの枚数も重ねたい。
モチーフと過ごす時間、そして内側におろす時間、すこし間をあけてその横に立ち、
もう一度底から引きあげる時間、その流れそのものが描くこと(私にとってこの世を知ること)なのだと思う。

歩み遅い私を見守ってくださる皆様に感謝しています。
本年もお世話になりありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎え下さい。

忠田 愛


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by ai-pittura | 2014-12-30 00:48 | 筆休め | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 26日

クリスマスのおくりもの

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東京のRさん、Tさんから

クリスマスにかけて、空から舞い落ちてくるようにおくりものが届いた。
びっくりして、嬉しくて、
もったいなくて、
いただいたものをひとつひとつ確かめる度に
にやにやが止まらず、
心はまだまだ追いつかない。


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長野のYさん、Kさんから

手づくりしてくださった薪のケーキに胸がつまる。

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鎌倉のYさんから

Yさんのイラストに思わず笑みがこぼれたり、
こどもたちや生き物の眼になって走りまわったり。

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ジュンから
瀬沼健太郎さんのつくられた、冬の氷のようなガラスの杯。





遠くても、近くても、いつもそこにいてくれる人たちに心から感謝します。
ありがとう。








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by ai-pittura | 2014-12-26 13:00 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 24日

12.24

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Merry Christmas

Buon Natale

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by ai-pittura | 2014-12-24 15:58 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 18日

清晨

大寒波がきた。寒さの質が一気に変わる。
空気が氷のようにぴしっと張りつめ、寒さは皮膚に沁みとおるようだ。
お風呂のなかで吐く息は白く、お湯の温度は急速に冷える。
ふわふわ舞っていた粉雪は昨夜半から水気をふくんだ大粒の雪に変わり、速度を増した。

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朝起きて、カーテンを開けた瞬間に出逢う雪景色は何度体験しても
いつも真新しい。
あたらしい雪をしゅっしゅっと踏んで歩く。
しずかな気配を胸の奥ふかくに吸い込む。
雪のうつくしさにうたれ
しんしんと降る雪のなかに ただ立っていたいと思う。


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東山魁夷 ”清晨”
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by ai-pittura | 2014-12-18 21:38 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 13日

おかえり

山本山にオオワシが帰ってきたニュースに心躍る。
長旅おつかれさま、おかえりなさい。


オオワシ:名は「おばあちゃん」、今年も来たよ 長浜 

国の天然記念物で、絶滅危惧種に指定されている渡り鳥、オオワシの雌1羽が28日、
滋賀県長浜市湖北町の山本山(標高324メートル)に飛来した。
1998年から17シーズン連続。野生のオオワシとしては高齢で、地元では「おばあちゃん」と呼ばれ、
親しまれている。飛来は昨年より9日遅く、待ちわびた愛鳥家から歓迎の声が上がっている。 
 オオワシは、夏にロシア・カムチャツカ半島などで繁殖し、子育てを終えてから冬に日本や朝鮮半島などに渡る。
長浜市の湖北野鳥センターによると、市北部が南限の飛来地とされる。 
 おばあちゃんは体長約1メートル、羽を広げた長さは約2.4メートルで、翼下面の白黒模様が特徴。
初飛来した時、既に成鳥だったことなどから30〜40歳と推定される。
時速90〜100キロで一直線に空を飛び、約1キロ先の琵琶湖で小魚を捕らえる姿が人気を集め、
飛来の時期には多くの愛鳥家らが長浜市を訪れる。 
 今年は関係者をやきもきさせていたが、28日朝に山の中腹に止まっているおばあちゃんをセンターが確認した。
職員の植田潤さん(45)は「今年はだめかと思っていたが、帰って来てくれた。
皆に愛されているおばあちゃんワシなので、温かく見守ってほしい」と話している。

【桑田潔】

毎日新聞 2014年11月28日 20時14分(最終更新 11月29日 19時48分)より


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by ai-pittura | 2014-12-13 22:50 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 13日

石井一男さん

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先日は楽しみにしていた石井一男さんの展覧会を見に神戸へ。
階段を降りると島田さんと石井さんがちょうど扉をあけて出て来られたところだった。
子犬のようにきらっと光った石井さんの眼にぶつかる。
画廊のなかには額を着て、スポットライトの光を浴び、
すこし気恥ずかしそうな絵たち。
私は鳥の絵が気になり、画廊のなかを何周かまわる度に
その前で立ち止まってしまう。
黄土を背にする黒い鳥。
どこを見ているのかわからないその眼は
怖いとも優しいとも悲しいとも違う、
太古の鳥類のようでもあり、ひとのようでもあった。
見ていると
石井さんのアトリエのしずかな空気がすうっと流れてきた。

(左の写真は今回の石井さんのDM表紙の絵)

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by ai-pittura | 2014-12-13 22:12 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 10日

お礼

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白白庵でのありふれた景色西郡友典・稲富淳輔 二人展〉が無事会期を終えました。
お越しくださった皆様、見守ってくださっていた皆様、
本当にありがとうございました。

次回、主人の関西での発表は年明け早々、関東での発表は来年6月頃となりそうです。


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by ai-pittura | 2014-12-10 22:14 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 10日

架け橋

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比良の山に低く雪雲がかかっている。
ふと見ると麓から虹。

11月、東京の庭園美術館へ内藤礼さんの展覧会を見に行った。
リニューアルオープンした庭園美術館の素敵な空間を
Rさんと一緒に噛みしめるように歩き、
内藤礼さんの”場”に立った。
礼さんの展覧会はいつも、そこにいる瞬間はなかなか言葉にならない。
自分がどう感じているかもまだうっすらとしていて、
じわじわと湧いてくる幸福だけがあるのだけれど、
時間が経つほどに余韻は実感となっていくことを感じる。

樹々の間を光りながら舞落ちる伊香立の初雪に、森にかかる虹に
礼さんの展示を思い出す。

内藤礼さんの展示はいつも
架け橋のようだと思っている。



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by ai-pittura | 2014-12-10 22:05 | 風景 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 07日

New Face

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左:粉引 右:銀彩

最近、ジュンの中から出てきた新しいかたち。
片口?注器?なんと呼べばいいんだろう。
私は酒器として使っている。

起き上がりこぼしのようなかたち、どことなく潜水艦や汽車を連想する。
頬をふくらませた人の顔のようでもある。
ジュンが作るものはしずかなものが多いけれど、これは音がきこえる。

シューッ

ピー

ポポー

ふふふと可笑しくなり、もう少しお酒を注ぐ。

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by ai-pittura | 2014-12-07 18:37 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 06日

白白庵にて

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PHOTO by 白白庵

「 あ り ふ れ た 景 色 」all-too-common view
西郡友典・稲富淳輔 二人展

開催中~12月7日(日)迄
時間 11〜19時

※会期中、木曜定休

東京都港区南青山2-17-14
03-3402-3021

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by ai-pittura | 2014-12-06 22:44 | お知らせ | Trackback | Comments(0)