ふりつもる線

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2012年 06月 11日

現代茶湯アワード

b0080173_12491482.jpg現代茶湯アワード 弐〇壱弐(facebookページはコチラ)にて
稲富淳輔の"ツキ ヨム ハナ"が
男茶部門で銀賞をいただきました。
春生まれのこの作品は、
私が勝手にウメチャン、ウメチャンと呼んでいた子で今東京にいます。

主人は来月に迫る個展に向けて、昨日も徹夜で奮闘中です。
最近はなんだか不思議な生き物や、うつわの赤ちゃんのようなものも
できあがりつつあり、いろいろと展開しているようです。




稲富淳輔個展は
neutron tokyoで7月11日(水)~29日(日)の予定です。
どうぞよろしくお願いします。
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by ai-pittura | 2012-06-11 13:03 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 10日

イマジン 〜制作ノート

美術制作家の市川裕司さんが発起人で小金沢智さんと共に主宰されている「イマジン」に参加させていただいています。

市川さんの言葉を借りて、簡単にまとめると、

「イマジン」とは制作行為という創造に対し、まだ実在していないことを思い浮かべる「想像」から
「imagine」=「イマジン」と名付けられ、
スケッチブックに描かれた端的なコトバや、形になっていないドローイングのようなもの、
つまり制作ノート的な、表現と思考の間にある混沌とした状態のままのものを作家が提示する試みです。
そして、あえて作家を「日本画」に関わる人たちに限ることで「日本画」を普遍的な捉え方ではなく、
よりパーソナルな観点から認識、考察することを目的としています。


b0080173_2356566.jpg依頼をいただいたのは5月初旬で、
ちょうど現在描いている100号の制作前だったので、
そのアイディアスケッチのようなものになりました。
私自身は自分の絵を、ただ「絵」と認識していて、
「日本画」と認識される方がいても「現代美術」や「洋画のような絵」と
呼ばれても、それは見る方の自由でよいのです。
ただ、自分のなかの日本、自分のた立つ土とは何なのかということについては
ずっと興味をもってきました。
これは美大で日本画という不可思議な分野を出自とした者の
ある種の共通する思考でもあるかもしれません。
それは何が正解なんてことのない問いであることも知りながら、
考える過程に意味があるのだと思っており、
この企画を通してそういうものに触れられればと思っています。






イマジンウェブサイト
是非ご覧ください!
7月2日 それぞれのdrawerにコメントが追加されました。
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by ai-pittura | 2012-06-10 21:45 | | Trackback | Comments(2)
2012年 06月 08日

野宿の夜に

5月も終わりの週末、山間の川沿いで野営をした。
友人が教えてくれたとっておきの場所だ。

b0080173_2037739.jpgb0080173_20372942.jpgb0080173_20374879.jpg
わこちゃんからは敦賀の貝づくし、ゆいからはフンパツワインの差し入れ、
そしてりかさんからいただいた薫製ほっけや鮭トバ、おつまみセットはこの日のためにとっていた。
みんな本当にありがとう。
一年分くらいのおいしいものをたらふく食べ、昼間からよく呑んだ。

夕暮れ、
日帰り参加のわこちゃんは家に帰り、ゆいは酔いつぶれてテントで眠り、
あたりは急にしずかな空気に包まれた。
杉の燃える匂いがとてもしずかで、それは人が火を焚くという古くからの行為に寄り添っているようだった。
りんごを火にくべる。
香ばしい香りと共にとろとろに甘くとけた果肉が口いっぱいに広がった。

b0080173_19175884.jpg

山の夜はあしもとからひたひたと、影が忍びよってくるように、
墨の粒子が少しずつ積もっていくようにふかくなっていった。
空はまだ21時でも青みがかった灰色で、白い星が瞬いていた。

鵺の夜
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by ai-pittura | 2012-06-08 20:55 | 山へ | Trackback | Comments(0)