ふりつもる線

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2012年 03月 23日

平和堂財団

b0080173_23163449.jpg先日、平和堂財団より新進芸術家芸術奨励賞をいただきました。

23年度美術部門は洋画の宇都木裕子さん、藤永覚耶さん、
書の川添翠湖さんと日本画忠田愛の4名です。
推薦してくださった先生にも、
ほんとうにありがとうございました。

私自身はいろいろなことがうまくできず、歩みも遅いですが、
生きていくひとつひとつのことに、
丁寧に、真摯に向かっていくことができればと思います。
向かうところは、絵を描いて生きていくことを決めた時から
ずっと変わりません。
同じことを思っています。
一日一日をつみかさねて、
すこしでも近づくことができればと。
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by ai-pittura | 2012-03-23 23:44 | お知らせ | Trackback | Comments(6)
2012年 03月 23日

遠い祖先

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仕事先の美術予備校の旅行で修了生たち、スタッフと共に湯原温泉に行ってきた。
最近遠出続きです。
皆で岡山県の井倉洞へ。
鍾乳洞は生きつづける化石だ。
石筍は400年かかってやっと1cm伸びるという、
800年で2cm、1200年で3cm、50cm伸びるためには20000年の時、
眼のまえにある気の遠くなるような悠久の時間の重なりに言葉をなくす。
鍾乳石のかたちはまるで海底の珊瑚礁のようでもあり、胎内のようでもあり、
すべての命の起源を見るようだ。

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by ai-pittura | 2012-03-23 22:07 | | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 16日

お山

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心は山に向かっている。
日中の穏やかな陽射しに春のひとあしひとあしを確かめる度に、
若葉の山に入る愉しさを思い、どことなく浮き足立っている。
思えば、滋賀に住むようになってから、絵を描いていない時間の過ごし方がずいぶん変わった。
京都での日常の筆休めと言えば、専らお酒で、
すぐ近くに住むのんべえからもよくお誘いがあり、飲まない週はなく、
鴨川沿いのカフェや馴染みの喫茶店には制作の休憩にゆっくりできる大好きな席があった。
古本市に骨董市、手づくり市、今思えば京都にはしょっちゅう面白い市があったし、
家から歩いて数分のところに、学生時代から何度となく通ったおいしいお店が何軒もあった。
今思えばある種、奇跡的なほどだ。
みな川の蕎麦、ジュネスの肉汁滴るハンバーグ、何を食べても丁寧に作られていて優しいMIWAのごはん、
グリルにんじんのクリームコロッケ・・・数えればきりがない。
残念ながら今近所にそういったお店はなく、お酒や外食の幸せはすこし遠いものとなった。

仰木に住むようになって、制作の合間には庭の草花を観察するのが楽しみとなった。
夏は草刈りが手に負えなくなるけれど、
冬の長い禁欲期間を経た後の芽吹きの嬉しさといったらこの上ない。
そうして、最近はなんだか用もないのに庭を見に出たり入ったりする回数が増え、そわそわとしていて。

もうひとつは車生活になったことで、身体が本当に鈍ってしまっている。
腰痛、肩凝りもひどく、ここまで歩く機会が無くなったことで、
今まで等閑にしてきた身体に対してようやく少しずつ意識をもてるようになってきた。
湖岸道路を走れば、右手には湖、左手には比良山系の山が湖北まで長く連なっている。
滋賀の自然は懐が広い。
夏は湖で泳ぐとして、この山々に登らない手はない。
比良山系は滝あり、湿原あり、1000m前後の山が多く、コースも多彩だ。
そんな訳で今年は何度か山に登りたいと思う。少しずつ山の道具を揃えていきたい。
おにぎりを食べるためやコーヒーを飲むためだけに山に入るのもいい。

震災から一年が経った11日、北比良峠方面に少し入ってみた。
まだ雪がずいぶんあって、山は茶色い印象だったがヤシャの若葉が芽吹いていた。
川のそばで、猫のためにほわほわのネコヤナギを一枝いただいた。
自然のやわらかく細かい襞にふれるなかでは、バランスを欠いている部分や凝り固まっている部分が
浮き彫りになるようだ。それは精神的にも肉体的にも。
お山は問いだけをのこして、あとはあなた次第よとやさしく微笑む。
短い時間ではあったけれど山の澄んだ空気と沢のせせらぎ、しんとした樹々の気配に触れて、
内側のなにかかたいものが、ほろほろと解かれていくようだった。
私はまだ山のほんの表層しかしらない。

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by ai-pittura | 2012-03-16 22:22 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(2)
2012年 03月 05日

オブジェ展のお知らせ

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日本画家のオブジェ展

会期:3月20日(火)~4月1日(日) 12時~19時/日曜~18時 (月曜休廊)

浅井敬二/阿部瑞樹/李玟暎/池田勝俊/岩崎絵里/久野隆史
菅原不寿史/高田学/高村総二郎/田島周吾/田村葵/忠田愛
マツダジュンイチ/山本俊夫/山本雄教/吉岡佐知/若狭悌尚/和田ひとえ

会場:GALLERY3 maronie
  :〒604-8027京都市中京区河原町通四条上る塩屋町332
  :http://www.gallery-maronie.com/

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お誘いをいただいて、マロニエでのグループ展に参加させていただきます。
陶彫でつくった鳥を古道具のパーツや流木、アイアン、木の実などと組み合わせて遊んでいます。
写真は出品予定作品。
是非お立ち寄りください!
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by ai-pittura | 2012-03-05 15:19 | お知らせ | Trackback | Comments(0)