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2010年 08月 27日

UN VIAGGIATORE × UN PAESAGGIO

b0080173_22543163.jpg東京の友人からポストにDMが届いていた。
UN VIAGGIATORE × UN PAESAGGIO
ひとりの旅人とひとつの風景
その感覚がとてもわかるような気がして、
思わず胸の奥で頷いた。
DMの車窓の夕陽やこの写真を撮った時
おそらく彼は一人で旅をしていただろうと思った。
展覧会は車窓風景光と影など
いくつかのテーマに分かれているようで
どれも興味深いが、私は車窓風景には特別な思いがあり、
そこにはやはり旅のエッセンスが、
大げさに言うならば人生の象徴があると思うのだ。
交差する一瞬に心が動き、名残惜しみ
シャッターを切ったことがある。
もう二度とない風景だから、
カメラを取り出さずに全感覚で対峙した一瞬がある。
見に来るのは難しいでしょうと、同封してくれたヴェネツィアの風景がとてもうれしくて。  ありがとう。


関東の旅好きの方は特に必見。

UN VIAGGIATORE × UN PAESAGGIO ひとりの旅人とひとつの風景
-イタリアの絵はがき展-
芦田陽介

2010/9/8(WED)~9/12(SUN)
12:00~20:00(会期中無休)

FALL
東京都杉並区西荻北3-18-10
TEL&FAX 03-5868-0522
http://fall-gallery.com/

SPECIAL LIVE !!
9月11日、展覧会にちなんでラジオゾンデとLuis Nanookによる音楽演奏会があります。

2010/9/11(SAT)
18:30 OPEN
¥2000+DRINK
会場:FALL
【要予約】ご予約の際は、teruoki@nifty.comまでお名前、人数をご連絡ください。
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by ai-pittura | 2010-08-27 23:16 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
2010年 08月 27日

タガネ/10周年記念展

b0080173_17374061.jpgb0080173_1734973.jpg
この夏タガネは順調に成長して、ホワホワだったやわらかい毛もいつの間にかすっかり艶やかな毛並に。
猫という生き物は本当に身体がやわらかくて見ていて飽きない。
身体をよじってあっちへゴロン、こっちへゴロン。
時々猫とは思えぬ奇妙な顔つきに。
跳躍力は目覚ましく発達し、本棚のてっぺん、エアコンの上、カーテンレールの上にて夜な夜な大暴れ。
もうこの家で行けるところはすべて制覇した。
先日12歳のミナちゃんがタガネと思う存分遊んでくれて以来、ちょっとやそっとの遊びではもの足りなくなったよう。
子供と仔猫のはじけるような生命力ってそれはもうすごいのだ。
遊び足りない日は真夜中の2時3時に頭上で猛獣に豹変したタガネの大運動会が繰り広げられる。
チキンの骨を噛み砕いて目覚めた野性も時々暴れるのだ。
かわいいペットでいなくていい。
お互いの領域を最低限守りながら共に暮らすのはおもしろく、しかし火花だって散る。
エネルギーがいることだ。
もうすぐジュンは先に北海道へ旅立つからしばらくタガネと二人暮らし。

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いつもお世話になっている神戸のギャラリー歩歩琳堂が開廊10周年を迎えます。
独立されてから丸10年、ここ数年は本当に厳しい情勢で、
(画廊主と作家は頑固で偏屈ものであるなか)
たくさんの素敵なお客様に囲まれている画廊です。
大橋さん、皆様、いつもありがとうございます。
10周年記念展、私も主人も作品を展示させていただいています。
歩歩琳堂ゆかりの作家の作品が壁一面を埋め尽くしています。
神戸にお越しの折には是非お立ち寄りください。
私は少しだけですが日曜日18時ごろより在廊予定です。

開廊10周年記念展
8月28日(土)〜9月10日(金)
水曜定休(6日のみ月曜日ですがお休みです。)
12時〜19時
078-321-1154
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by ai-pittura | 2010-08-27 15:19 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2010年 08月 23日

彫塑

b0080173_18194887.jpg已然、曖昧模糊とした状態がつづくなか小さな彫塑をはじめた。
ここ数年、人物、最近は特に顔を描くなかで、
立体を通して確かめてみたいものを何度か感じてきて
やっと実行にうつしている。
彫塑は予備校時代あばたのヴィーナスの模刻、
彫刻コースに留学していた二回生の時裸像、
それ以来のまだまだ初心者である。
ただ土に触れ、土の片をつけては掻きおとすという作業。
対象が物質的にそこにあり、また押し返してくれるという事実は
現象でありながら、不慣れであっても今の自分には救いである。
うまくいけば、ジュンの窯にて焼成するつもり。
ただ、土をつけていく際には空気をいれないこと、という
ジュンの忠告は、夢中になっているとすっとんでいるので
焼成の際に爆発して木っ端みじんかもしれないのだけれど。
自分は自分にできることしかできない。
不格好であってもそれ以外はできないのだから全うしたい。
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by ai-pittura | 2010-08-23 18:47 | 陶彫 | Trackback | Comments(2)
2010年 08月 23日

稲富淳輔グループ展のお知らせ

b0080173_1653563.jpgDerivation




会期 2010年9月1日(水)~9月10日(金)
日時 オープニングパーティー9月1日(水)18:00~20:00
時間 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場 ギャラリー門馬
札幌市中央区旭ヶ丘2丁目3-38 TEL:011-562-1055
地下鉄円山公園駅からJR北海道バスのロープウェイ線
  (円11/円10)にてお越しください。




来月上旬、主人が北の地にてグループ展に参加させていただきます。
空間が本当に美しいギャラリーです。
さすがに遠いのでいつも見ていただいている皆様にお越しいただくことは難しいと思うのですが、ご報告まで。
新しい出会いと北海道の空気のなかでの展示、(そしてあれやこれやのおいしいものとアウトドア)をたのしみに
私も数日北海道に行く予定です。


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北條 裕人 Hojo Hiroto
世界の根源とし絶対的な存在である, 自然(ピュシス)を主題にしている。
自然やその環境がもつ美しさやアイディアは、表現のアウトラインを形成する一要因で、
一番重要なのは、そういったものに対峙したときに得られる、理性や概念、自分の存在さえも
消滅してしまう感覚を抽出する事である。
今回の展示では以前から制作を続けているひび割れの作品のほか
ドローイング等数点の展示を予定している。

浅野孝之Asano Takayuki
私は日頃から既製品を観察しています。
既製品を観察していると今まで気づかなかった関係性が見えてきました。
本展では、既製品を観察して着想を得た、様々な器を表現します。

稲富 淳輔 Inatomi Junsuke
僕は「うつわ」を創る。
象徴としての「うつわ」。
「うつわ」とは「とどめる」ということ。
僕は天の下に生まれ、生きている。
そして死に、煙になり、天になる。
天とは何だろうか。
僕を、僕たらしめてくれる「過去」であり
その僕が生きる「今」。
僕は天の中にとどまり、
僕の中にも天はとどまる。
「うつわ」を創る、ということは
僕の視線が捉えているそのことを
可視、可触化することであり
つまり自画像を描くということになるのだろう。
今年になって、平面の「うつわ」も作るようになった。
理由は何かとあるのだが、
やってみて単純に驚いたことは、
平面と立体の差異は特になかったということだ。
陶芸を出自とし「土と焼き」を意識していたが、
何のことはない、
僕の精神のようなものが、
思っていたよりもっとシンプルであったことには救われている。


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b0080173_1693731.jpg同時期開催の神内先生は出品者皆の恩師で、
私は土壁フリーク神内先生と好みが共通するところが多く、
学生時代よく盛り上がっていました。こちらも是非!

神内 康年展 「On the floor」
会期 2010年9月1日(水)~9月10日(金)
日時 オープニングパーティー 9月1日(水)18:00~20:00
時間 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場 ギャラリー門馬ANNEX

アネックスでの個展は、2007年以来の二度目となります。
今回もーOn the floorーと言うテーマで作品発表いたします。
難しい空間ですが、とても魅力を感じさせるスペースでもあります。
また、新たな気持ちで、チャレンジしたいと思っております。
ご来廊をお待ちしております。
神内康年
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by ai-pittura | 2010-08-23 16:31 | お知らせ | Trackback | Comments(3)
2010年 08月 18日

小休止

b0080173_2255073.jpg日曜日、ベランダから大文字の送り火をしみじみ見る。
この家から見るのも今年が最後。
送り火には独特の空気感がある。
天に向かう火。
ぽっぽっと火が灯ってゆき明々と燃える。
そして小さく点のようになってゆき消えるときの静けさ。
人の生と死を思う。

五山の送り火のこと→click


最近、制作の調子がよくない。もやがかかっているようだ。
クリアーな時があれば見えない時もある。
晴れの日があれば雨降る日もある。当たり前のこと。
わこちゃんが貸してくれた映画をみる。
『かもめ食堂』と『めがね』、どちらも食べることや何気ない風景をとても丁寧に描写した映画。
あたたかい気持ちになった。もたいまさこ、絶妙ですよ。
『めがね』サクラさん豆を煮ながらの一言。
   大切なのは焦らないこと
   焦らなければそのうちきっと
ふと思う、荻上監督が都市を舞台に映画をつくるならばどんな風になるのだろう。

大好きな高校野球を何試合かテレビ観戦。
前はよく甲子園に行っていた。
甲子園の前まで行ってチケットが完売で、途方に暮れていたら出場高の人がチケット分けてくれたり。
アルプスでの観戦が大好きだ。
学生たちや球児の親戚ともみくちゃになって応援歌をうたったり踊ったりの。
高校野球も残るは3日。
今日の聖光学院と興南の試合にも胸が熱くなる。
甲子園という夢のなかで、その晴れ舞台から姿を消すことはとても悔しいことだけれど、
昼間号泣していた球児が、夜晴れやかな顔で大口あけてごはんをかきこんでいる姿に励まされる。
高校野球のすがすがしさはいつも格別だと思う。
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by ai-pittura | 2010-08-18 22:48 | 筆休め | Trackback | Comments(2)
2010年 08月 03日

Alessandro Nutini展

b0080173_2213225.jpgミホプロジェクトにて楽しみにしていた
アレッサンドロの展覧会オープニングへ。
彼の絵と出会ったのは3年前、桂での個展を
見に行ったことがきっかけだった。
とても心にのこる個展で、
その後奥様といろいろお話をさせていただき、
昨年はイタリアのお家に遊びに行かせていただいた。
トスカーナらしいぶどう畑やオリーブの丘を眺める
珠玉のテラスでのあたたかな手料理とワイン、
そして尽きない制作の話であっという間に更けていった夜、
なんと豊かで楽しかったことだろう。
私たち夫婦にとって、尊敬する友人夫妻である。

ここのところ、
言葉がかたちを結ばぬなかで、
アレの絵は静かに内に向かわせてくれた。
薄暗い町家の空間に並ぶサラミや肉の塊は
不思議に日本の家によく似合い、
生々しさはなく、しずかで
網に巻かれたサラミはそのものから放たれ
僧侶の塔のようにも見えた。
どの絵も素敵で、ジュンとゆっくり迷って
風景を描いた一点の絵をいただくことにした。
ワイン蔵のような古びた美しいアトリエで
アレが向かうまっすぐな姿勢が
瞼に浮かぶような絵。
ずっと見ていたくなる絵。

展覧会は15日までです。是非おでかけください。
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by ai-pittura | 2010-08-03 23:08 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)