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2010年 06月 25日

京都アートフェア2010のお知らせ

b0080173_16124692.jpg京の芸術家たち 現在そして未来
京都アートフェア2010

会期:7月1日 → 4日 10:00~17:00
会場:みやこめっせ(京都市勧業館) 入場無料
主催:京都アートフェア実行委員会/NPO法人芸術の街京都創生プロジェクト
後援:京都市/京都商工会議所/京都創生推進フォーラム
京都新聞社/読売新聞京都総局/KBS京都

趣旨:京都の美術界活性化と未来を担う作家育成を目的に、
日本画・洋画・版画・陶芸・染織・漆芸・現代美術の
各分野から、京都で活躍する作家約250点の作品を一堂に展示。
期間中は入札による販売を実施します。

もうすぐ開催されるアートフェア、今年も出品します。
私は4号スクエアの絵を先ほど搬入してきました。
主人(稲富淳輔)も陶芸部門で出品します。
お足元の悪い季節ですが、皆様のご来場心よりお待ちしております。
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by ai-pittura | 2010-06-25 16:14 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 21日

メモ

花ひらくことと枯れゆくこと、
生きてゆくこととかえってゆくこと、
内に降りることと外にひらくこと、
勢いと丁寧さ、
全体をみることと部分に集中すること、

言葉をつかうから言葉では言い得ぬものを、
心動くことを手がかりとして動かぬものを、
絵を描くならば絵では描き得ないものを識って
絵に向かいたいと思う。

対極にあるものはいつも確かに同時にある。
そこに方向付けをしたり、判断したりすることではない。
どちらかに偏っていたり、忘れてしまいがちな自分への戒めとして。
自分が何にとらわれ、心動かされているのか、見失わぬよう
じっとよく聴くこと。
目にうつっているということと視ることの違いを。
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by ai-pittura | 2010-06-21 20:10 | | Trackback | Comments(2)
2010年 06月 18日

雨の日

b0080173_1743765.jpg外で描くことはできないけれど、室内で雨をきくのもいい。
数日、芍薬を描いていた。アトリエに一本の芍薬があるだけで空間は揺れ動く。
小惑星のような蕾から零れるように花が咲いて、最後すべての花弁が落ちるまでの変化を見た。
どの瞬間もそれぞれにうつくしい。
そういえば美大に入ってはじめての岩絵具制作が芍薬で、同じように毎日見続けたけれど、
とりわけ枯れた芍薬に惹かれていたことを思い出した。
“生け花”は自然を切りとってきて、
つまり不自然ともいえる状態、それをもう一度自然にかえそうとする行為という話を
聞いたことがある。
よくわかる気がする。
芍薬はただそこにある。
私は私という存在を通して芍薬を認識している。
私は絵を描き、見つめつづける中でただそこにある芍薬にかえそうと試みている。
つまりただの自分に。


*イタリア旅行記もちょっと更新。
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by ai-pittura | 2010-06-18 18:04 | | Trackback | Comments(2)
2010年 06月 13日

筆休め

b0080173_23223181.jpg仔猫の成長は驚くほどはやい。毎日新たな悪戯をみつけ、行動範囲を徐々に広げてゆく。
ネコジャラシに気が狂うほどよろこび、穂をくわえたままフニャーウニャーと
聞いたことのないような鳴き声。
我が家に来て三週間弱で体重はかるく二倍をこえ、目に見えて大きくなっている。
まだ爪研ぎを覚えるにははやい年齢なのでど爪は鋭くとがっているし、
じゃれ噛みにもどんどん力が入って、こちらは生傷が絶えないけれど
あおむけで無防備に眠るすがたは本当に微笑ましくて力がぬける。
ジュンはタガネに首ったけでかなりの溺愛ぶりである。

個展が終わって、疲れも出たけれどたっぷり睡眠をとって元気になってからは
たまった用事をすこしずつしながらあちこち駆け回っていた。
神戸、センゾー先生の個展ではいつものメンバーとともに
久しぶりのセンゾー節と熱燗、後はクアハウスの寝湯で湯治。
翌日、タガネを見に来てくれた友人とランチ、そして久しぶりに田中美穂植物店コーヒショップ
植物と古道具と珈琲、素敵な取り合わせで大好きなお店。

ほんの二畳ほどの小さな店内に植物や拾ってきた実や虫や古道具がところせましと
並び、ひとつひとつ見ていくのは宝探しのような気分になる。
来冬、居を移したら地植えでたくさん木や花を植えるのだ。
どんぐり、いちじく、あやめ、小さな桜も植えよう。それからハーブを山ほど。
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琵琶湖の一番北の、浜ちかくにすむWちゃん家に小旅行。
若葉の桜並木を抜けた先に入り江のようにくぼんでいるその浜はとても穏やかで
左右をゆるやかな山の緑に囲まれたその先に、白い水平線が空と溶けあっている。
藻の匂いからか、そこは湖というよりも海を思わせ、
凪の水面としずかな広がりを見ていると、かつて一人旅したしまなみ海道の
大三島や生口島の浜を思い出した。
Wちゃんはキャッチボール仲間であり、久々に二日つづきで存分に投げる。
私はもう筋肉痛で身体中ビキビキ。普段からもっと運動したいなあ。
                 (写真→   反射光軽減策のWちゃん)
夜はほたるを見に連れていってもらう。暗くなるにつれて少しずつ増える螢火。
我が家のちかくのほたるよりずいぶん大きくてふわーんとゆっくり飛んでいた。
田の道は蛙の合唱、そして満天の星空、浜でまたビール。
夜はどこまでもしずかで、灯りの少ない黒はとても豊かだ。
そして久しぶりの工房。海外注文してもらっていた版画の道具が届いていた。嬉しい!
切れ味抜群。ここしばらく進みの悪い版画、思い切って動かすためにも二版目に入る。。
たくさん遊んだことだし、絵も版画も次の個展に向けて苦しく、楽しい制作のスタート。
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by ai-pittura | 2010-06-13 00:17 | 筆休め | Trackback | Comments(4)
2010年 06月 10日

ガロン明日より!

b0080173_10222062.jpg友人の小金沢智さんがコーディネーターを務めている
グループ展『ガロン』が明日より開催されます。
非常に熱気を感じ、わくわくしそうな展覧会で、私もほんと上京したいのですが。
一体どんな展覧会になるのか!特に関東の方必見です。
どうぞよろしくお願いします。

「ガロン 第1 回展」


[メンバー]

市川 裕司(1979 年生/作家)
大浦 雅臣(1977 年生/作家)
金子 朋樹(1976 年生/作家)
小金沢 智(1982 年生/美術史) 
佐藤 裕一郎(1979 年生/作家)
西川 芳孝(1979 年生/作家)
松永 龍太郎(1977 年生/作家)




[開催にあたり]

 名だたる芸術家の歴史的作品の数々を前にして、「もはや私ごときが描く必要はあるまい」と筆を折ることは簡単で、
自らの歴史的立ち位置を理解しているのであれば、それはむしろ正しい振る舞いなのかもしれません。

 けれども私が見たいのは、それでも止むに止まれぬ衝動が、身体を駆動させ、
〈描かざるをえない〉ようなものたちの作品です。たとえ歴史家や批評家が、
「そこには歴史性/創造性/技術がないではないか」と評しようとも、そんなことは
当人にとっては大した問題ではありません。ただ、ひたすらに描く。
その強い衝動こそ、私たちが展覧会を作り上げる動機に他ならないのです。

 ガロンは、市川 裕司、大浦 雅臣、金子 朋樹、小金沢 智、佐藤 裕一郎、西川 芳孝、松永 龍太郎の
7人からなります。それぞれの作品や行為が液体のように混ざり合い、一つの場を生み出す同士で
ありたいと私が名をつけましたが、果たして初回となる本展でどれだけの場を出現させることが
できるでしょうか。

 もとより整った場は望んでいません。

 が、荒れ地には荒れ地なりの太陽を見出すことができなければ。

 

 小金沢 智(美術史)


[ガロンとは…]
市川 裕司、大浦 雅臣、金子 朋樹、小金沢 智、佐藤 裕一郎、西川 芳孝、松永 龍太郎の、
日本画出身作家6 名、美術史研究者1 名の計7 人からなるグループ。発起人は金子 朋樹。
2007 年12 月に始動。


[概要]
会 期|2010年6月11日(金)-13日(日)・6月18(金)-20日(日) 計6日間
時 間|11: 00 ー19 : 00
オープニングパーティー| 6月12日(土) 17:00 ー19:00
場 所|瑞聖寺ZAP ギャラリー(白金台) 

アクセス|〒108-0071 東京都港区白金台 3 - 2 -19 瑞聖寺内
     JR 山手線:目黒駅下車、東口より徒歩10 分
     都営三田線/ 東京メトロ南北線:白金台駅下車 徒歩2分

主 催 |ガロン実行委員会

     [問い合わせ]galllllllon@gmail.com
     [Twitter] http://twitter.com/galllllllon

助 成|公益財団法人 野村国際文化財団
協 力|瑞聖寺、財団法人佐藤国際文化育英財団・佐藤美術館
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by ai-pittura | 2010-06-10 10:37 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
2010年 06月 07日

”雲下の素描”個展風景

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昨日、無事個展を終えることができました。
心より皆様に感謝申し上げます。
今回は在廊できたのが4日間だけだったということもあり、まだまだ実感がもてていないのですが
これからゆっくり振り返り、次につなげていきます。
新たなご縁や、嬉しい再会、数年前からつづけて見て下さっている方のところへ大作のお嫁入りが決まったりと
しあわせなことも多々あり、
同時に、今後について改めて考えさせられることもいろいろとありました。
これからも急がず焦らずじっくりと腰を据えて、まわりのひとつひとつのことを大事に
絵に向かっていこうと思っています。

moharizaさんmistralさん感想をありがとうございました。

お会いしたかった人、もっとお話したかった人、後ろ髪をひかれる帰京でしたが
また次の再会を楽しみに。
最後に本当にお世話になったニュートロンの皆様、カメラマンの廣瀬育子さん、
ご尽力頂きありがとうございました。
次の個展は表参道新生堂にて11月を予定しています!

展示風景
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by ai-pittura | 2010-06-07 17:05 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)
2010年 06月 03日

大野一雄さん

b0080173_183727.jpg6月1日大野一雄さんが亡くなられた。103歳。

死者が私のなかに、ともに住んでおる。
私の知識は別にして、魂に成長ということがあるならば、
私は自分の魂を含め、死者の魂のなかで成長する。
自分のなか、死者の魂のなか、魂のなかの死者、
そういう重なりのなかで成長する。
死者の眠りのなかへ、死者の夢のなかへ私が入っていく。
そういうなかで成長する。
知識が生きて使われるというのは、死者の恩恵であるとか、
われわれの想像力、魂、全部のなかで知識が成長するんだ。
               愛読書『稽古の言葉』より
生で踊りを見たり、お会いしたりすることは叶わなかったけれど
なぜか近しい存在として感じさせてもらってきた人。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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by ai-pittura | 2010-06-03 18:08 | 人間 | Trackback | Comments(4)
2010年 06月 01日

あと5日

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はやいもので東京neutronでの三週間の個展もあと5日で終わりとなりました。
週末は上京して6月5日(土)と6日(日)会場にいますので、是非皆様にお越しいただけると嬉しいです。
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by ai-pittura | 2010-06-01 22:57 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)
2010年 06月 01日

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先日、ジュンとお伊勢さんへ。
着いた日は、細かく煙る霧雨。
やわらかな白に包みこまれるような、伊勢の深きみどりにただじっと耳を澄ませた日。

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by ai-pittura | 2010-06-01 22:33 | | Trackback | Comments(0)