<   2008年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧


2008年 11月 26日

不器用展

b0080173_2141852.jpg
陶芸をしている主人(稲富淳輔)が参加しているグループ展が本日より始まりました。
お近くまでお越しの機会がありましたら、お立ち寄りいただけると嬉しいです。
写真は主人の新作(展示作品)です。

不器用展
●会期:2008年11月26日(水)〜12月7日(日)
●会場: GALLERY RAKU
●開館時間:11時00分〜19時00分【最終日は17時00分まで】
●入場: 無料
●出品者:浅野孝之/伊賀上空見子/稲地環/稲富惇輔/川上大介/北本裕二/
鈴木純子/高原泰代/高屋佑子/武田幸子/吉村美智子
清水六兵衞(京都造形芸術大学教授)
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-26 21:17 | お知らせ | Trackback | Comments(10)
2008年 11月 24日

大阪下町

b0080173_21401030.jpgb0080173_21403146.jpg岡村さんを見てから
なんとなく気が高ぶって、
いろんな所を歩き回った。
次何を描こうか。
何に会うか。
大阪の下町の空気や
においに触れたかった。
まず動物園前、西成。
飛田。鶴橋。京橋。十三。
帰る頃にはぐでんぐでん。
でも見たい眼には
会えなかったな。
鶴橋の商店街の活気は
よかった。

写真左は夜の商店街。

More
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-24 22:15 | 風景 | Trackback | Comments(8)
2008年 11月 24日

岡村桂三郎展

b0080173_17203383.jpg岡村桂三郎展を見て一週間近く経った。
ああ、今思い出してもドキドキする。
暗い部屋の中に岡村さんの絵がそびえ立つ。
部屋に入った瞬間いきなり膝ががくがくして
その場にへたりこみそうになった。
岡村さんの絵は全景が見える画集等の写真とは
もう全然違って、近くに立った時
何が描いてあるのかわかるものは少ない。
それはこのマチエールがどうとか描いてるものが
どうとかそういうことじゃない。
いきなりおおきな何かがぶつかってきて
魂をまるごとつかみとられた。
気がついたら涙が噴き出していた。理屈じゃない。
その理由はきっと自分の知るところでもない。
あの絵の前で日本画がとか洋画がとかいう論議はなにか意味があるだろうか。
いや、果たしてあれは絵だったのだろうか。
そんなことも彼方に消し飛んだ。
社会的なことも美術界のことも自分のなかのあらゆる雑念はその場で必要なかった。
いつまでも見ていたかった。ここで眠りたいし暮らしたいと思った。
心強いというのはきっとこういう気持ちをいうんだろう。
鎌倉から東京に帰る電車の中でも涙が止まらなくなったりした。
人が、その人をこえて何かをつくりだした時、それははかりしれない。
そしてそんな作品が必ずなにかを変えていく。
岡村さんと同じ時代に生き、この展覧会に行けたことに感謝している。
台風のようなその体験は私の中のなにかを吹き飛ばし、まっしろにしてくれた。
ああ!そんなものをつくりたいですね!
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-24 18:00 | 展覧会 | Trackback | Comments(4)
2008年 11月 24日

ことばと絵

画心展会場にて、絵の前でことばを連ねてくださった方がいました。
後で、ご本人から、ブログシエスタ〜夢の途中で〜にアップしているとの連絡をいただいて知り、
嬉しいと同時に不思議な気持ちでした。ありがとうございます。
時々、私の絵からことばを感じる、という意見を聞くことがあり、
それは自分でもとても不思議なのです。
私は本も大好きで、下手な文章はちょこちょこ書くけれど、ことばにならないものを絵にしていて、
しかし、そこからまた誰かを介してことばが出てくるというのは面白いなあと。
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-24 12:45 | | Trackback | Comments(2)
2008年 11月 23日

画心展東京

b0080173_1059925.jpgb0080173_10593129.jpg
b0080173_10595180.jpg東京での画心展が終わりました。
お越し下さった皆様どうもありがとうございました。
後輩でもある学生たちの作品は意欲作も多かった分
正直、この会場での見せ方に限界があったことが
やはり残念。釘やワイヤーが使えず、ネジ式の吊り具
しかなかったため水平に展示すること自体が相当大変
だったり、吊り具の長さが決まっているので高さが
限定されたことなどもその一因で。
また、立地としては銀座のかなりいい場所だけど、
知らない人がふらっと立ち寄るという環境にはなく
その閉鎖性、日常との遠さということがとても
引っかかった。これは見せる中で本当に大事なこと
だと思っており、反省や改めて思ったことが多々。
会場を自分で選べない時こそ自分の問題として考えなければならないことってある。
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-23 11:30 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
2008年 11月 21日

東京と展覧会いろいろ

今週はとにかく忙しかった。パソコンの前にゆっくり座るのは久しぶり。
書きたいことは山ほどあるけどまったく追いつかない。
前半は画心展搬入、展示のため上京、そして展覧会めぐり。

アンドリュー・ワイエス−創造への道程(みち)(Bunkamura)
素描、水彩、ドライブラッシュ、そして本画という経緯を見られるのがおもしろい。
私はワイエスの作品はテンペラより過程に魅力を感じる。
特にドライブラッシュが気持ちいい。鉛筆の運びと力の入れ方も。
ただ今回の展覧会ではワイエスの本領が存分に発揮されていると思われるテンペラは
来ておらず、なにか物足りない感じがあった。
同時にワイエスを見ることで自分がすこしはっきりした部分も。
渋谷に行ったからには岡本太郎の『明日の神話』、絶対見たかったのに
時間配分を間違えてしまい、待ち合わせがあったので泣く泣く断念。次こそは!!

岡村桂三郎展(神奈川県立近代美術館鎌倉館)
これはもう凄い!圧倒的。言葉がない。
岡村さんの展覧会については改めて別でゆっくり書くつもり。
24日までです。まだご覧になってない方は鎌倉に急いでください。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ展 静かなる詩情 (国立西洋美術館)
日曜美術館で取り上げられたからかとにかく人が多すぎて、全然絵に向かえず。
静かな場所でゆっくり向かいたい絵だなあ。
くもった冬空の下、ちいさな部屋、時々ストーブがカンカンと音をたてる他は静寂だけ、そんな絵。
いい絵だからこそあの混雑と喧噪が残念で仕方ない。

日展(国立新美術館)
前日の岡村さんのインパクトが強すぎてほとんどの絵をまともに見られない状態。
見ても視線が絵の上をすべり、何も入ってこない。
かろうじて先輩と竹内先生の絵を見る。

ピカソ展(国立新美術館、サントリー美術館)
実験的なものや彫刻や版画やデッサン、油画、いろいろあったけど
絵の前を動けなくなったのはやっぱり青の時代『ラ・セレスティーナ』そして『自画像』。
凝視している。あのブルーも筆致も、すべてがこちらを凝視してその視線が体を貫く。
だからそこを動けない。

吉岡徳仁ディレクション『セカンド・ネイチャー』展(21_21DESIGN SIGHT)
是非にと薦められ、行ってほんとによかった。
私も今年のはじめに結晶で小さな作品をつくって遊んでいたこともあるだけに、おぉー!と。
展示空間も作品もほんとに美しい!!!
液体の中で結晶をまとっていく椅子からは海に沈んだ古代遺跡をも連想。
うーん、よかった。

日経日本画大賞展(ニューオータニ美術館)
岡村さんが大賞をとった『獅子08-1』が鎌倉に行っているかわりに展示されている新作を見に。
これもよかったけどやっぱり岡村さんの作品はひとつじゃなくて連作として見るのがいいな。

という感じで盛り沢山の東京でした。
他には学生たちと画心展打ち上げ、有楽町ガード下で散々飲み、
鎌倉で美術館に行く前には詩人利哉さんと少し会うことができ、
来年オープンするneutron-tokyoをゆっくりじっくり見学、
穴場スポット、素敵な屋上や三枚羽根の天井扇、空中ドアに心弾ませ、
小金沢さんといろんなことを話し、屋台ラーメンを探し出し、
雑誌編集をしているアキと明け方までパジャマで女性誌というものについて語らい、
以前描いた絵『無伴奏ヴァイオリン』のモデル君塚氏が
普段とても行けないようなラグジュアリーなレストランに連れていってくださり
いろんなことをお話し・・・と息つく暇もないほど充実した毎日でした。
皆さん本当にありがとうございました。
一昨日帰京し、昨日は朝から予備校の浪人生、先生たちと共に滋賀の山奥、錦秋のMIHO MUSEUMへ。

大和し美し 川端康成と安田靫彦展(MIHO MUSEUM)
もの書きと絵描き、美をめぐるふたりの往復書簡とそこから立ち上がる各々の作品が
とてもよかった。書簡というのはやっぱりいいな。
されど孤にあらず、丸山健二のエッセイのタイトルが心をよぎりました。
ことばと絵、人間と人間の関係。
そして宗達、よかったなー!
山の紅葉の赤や黄が心にしみわたったひととき。
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-21 15:46 | 展覧会 | Trackback | Comments(6)
2008年 11月 19日

レビュー

b0080173_22193135.jpg現代の人間が現代の美術に対して言及していこうとする
カロンズネットというサイトがあります。
そのなかで、ニュートロンの個展について小金沢智氏が
展覧会レビューを書いてくださいました。
小金沢さんは80年代生まれ、同世代の物書きの方です。
自分が発表したものに対して、言葉を寄せていただいたということ、
何かを探ってくれる人がいるということ、
何かを感じとってくれる人がいるということに
頭が下がる思いで、身が引き締まります。
小金沢さんの視点は自分にとって
とても大事なところでもあり、嬉しかったです。
長文をありがとうございました。
自分などまだまだ書いていただいたことには
とても及ばないと思っています。
でも、必ず絵で返していけるように生きていきたい、
そう思っています。
他にも、ブログや日記の中で感想を書いてくださった皆様、
本当にありがとうございました。


PHOTO by OMOTE Nobutada(neutron)

***22日まで銀座洋協ホールにて画心展開催中です。
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-19 22:51 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)
2008年 11月 14日

neutron展示風景

b0080173_13323072.jpg

b0080173_13333718.jpg

b0080173_1331415.jpg
『内側の他者』(連作)    上3つの写真はクリックで大きくなります⤴

b0080173_14294558.jpgb0080173_1430980.jpg

PHOTO by OMOTE Nobutada(neutron)
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-14 14:12 | 展覧会 | Trackback | Comments(12)
2008年 11月 09日

ニュートロン個展終了

先ほど搬出を終え、個展を無事終了することができました。
お忙しい中ご来場くださった皆様、遠くで応援してくださっていた皆様、ニュートロンの皆様、
本当にありがとうございました。
終了直後の今の感想、
今回個展でもらったものは激しく鋭利なものではなく、じわじわしみこんでくるような何か、
自分と同じ地平に立つ何かがゆるやかに同化してきたという感覚。
とても力が満ちてきた感覚がありながら、深呼吸した後のように落ち着けています。
明日から次なる制作に向けてまた真っ白な気持ちで頑張りますのでよろしくお願いします。
とにかく今はまたはやく絵が描きたい。

***
ニュートロン個展出品作品の一部を11月18日〜銀座洋協ホール画心展に出します。
ニュートロンとはまたライティングも展示も全然違うものになると思いますが
関東方面の方、お時間ありましたらよろしくお願い致します。
近々、展覧会風景も写真をアップしたいと思っています。
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-09 23:03 | 展覧会 | Trackback | Comments(6)
2008年 11月 07日

b0080173_235158.jpgb0080173_2352431.jpg
b0080173_2354782.jpgb0080173_236925.jpg

アイルランドを旅してきたイタリアのティミーから写真が送られてきた。
ホア・アビーの廃墟。1272年に創建されたアイルランド最後のシトー派修道院跡。
息がとまる。タルコフスキーのノスタルジアを思い出したりする。
それは広大な草原で翼を休める古い龍にも似る。

b0080173_2382320.jpg


PHOTO by Timoteo
[PR]

by ai-pittura | 2008-11-07 23:16 | 風景 | Trackback | Comments(5)