ふりつもる線

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2007年 02月 26日

朗報

昨日、修了制作展の初日だった。
初日の午前中には毎年恒例の講評があり、
その時間はあの高階秀爾さんと作品の前でお話できるという
ものすごい希少チャンスであり、みんなドキドキしていた。
高階先生が大学院長であるのも最後の年であり、
先生の授業を最後に受けることもできた私達は本当に幸運だった。

オープニング・パーティーの前に賞の発表があり、
うれしいことに私の修了制作は大学院長賞をいただいた。
高階先生からの言葉や他の分野の先生方とのお話は、
あたたかく強い励みとなって、
作家として新たなスタートラインに立つ私の背中を押してくれた。
3月からは美術予備校でバイトしながら、制作活動していく。
仕事場は作家さんばかりだから、
展覧会前なども融通をきかせてくれるということで体制はバッチリだ。
美術の道を目指す若い学生と触れられることもとてもうれしい。
これからもっと飛ばして今できることをすべて、、それ以上にやっていかないと!



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by ai-pittura | 2007-02-26 20:20 | 展覧会 | Trackback | Comments(12)
2007年 02月 24日

修了制作展

昨日、今日と一日半がかりで何とか無事に搬入を終えました。
私は200号を展示しています。
いよいよ明日から京都造形芸術大学大学院修了制作展スタート。
場所は京都造形芸術大学内、人間館1Fギャルリー・オーブです。
皆様、京都にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい!!

明日一日中と3月8日午後は確実に会場にいます。
それ以外の日もできるだけ会場周辺にいられるようにしますので
どうぞお気軽に連絡ください。



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by ai-pittura | 2007-02-24 17:48 | 展覧会 | Trackback | Comments(4)
2007年 02月 21日

引っ越し

昨日と一昨日、一日中引っ越し作業に追われ、全身筋肉痛です。
次に引っ越しする時は、業者さんにお願いできるようになりたいな。
インターネット環境もまだ整ってないので、しばらくは外からの書き込みです。

生活空間の方は何とか終わりかけてきたけど
制作空間の方はまだ畳をはがしただけで、手つかず。
これからいい空間作らなきゃ。
3月の中旬には旦那の陶芸の窯も来ます。
ぼろ家だけど、落ち着いたら皆様ぜひ遊びに来てください。


今日は修了制作の撮影、明日は展覧会会場の設営、明後日、明々後日は搬入。
これは筋肉痛治らないなぁ。


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by ai-pittura | 2007-02-21 14:33 | 筆休め | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 18日

奈良恋慕

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私の実家から天理までなんと車で30分ちょい。
今回は奈良市内をはずし、電車で行きにくい所をまわることにした。
奈良に行くと、古く、遠くからゆったりと流れるあたたかいものを感じてなつかしい。
特によかったのは、小学生ぶりの法隆寺、百済観音像、朝霧の奥山ドライブウェイ、
石上神社、次は絶対ゆっくり歩きたい山辺の道、
腹這いになって中に入った畑の中の名もなき塚。
至る所に塚や古墳がごろごろあるなんて、改めて奈良はすごい、
信じられない、ドキドキしっぱなしだ。
そして、道の脇には鉄くずや木ぎれなど宝物がいっぱい落ちてたりして
目を離す暇がない。おっちゃん、いろいろくれてありがとう。
お昼ご飯を食べた食の円居 なず菜清澄の里 粟はどちらも口元ほころぶおいしさだった。
帰り道、大和野菜片手にドロドロのジーパンで乗り込んだ京都への電車、
なぜか他の人たちが違う時代の違う星の人たちに見えました。

さぁ、明日は引っ越しだ。


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by ai-pittura | 2007-02-18 20:31 | | Trackback | Comments(2)
2007年 02月 16日

ギャラリーめぐり

いい日だった。
みやこめっせの京都アートギャラリーフェアに行ってきた。
大体毎年、足を運んでいるこの催し、まだまだ若い人の姿は少ないし
なんとなく居心地悪いが、少しずつ門戸が開かれてきている気がする。
ニュートロンの三瀬夏之介さん、やっぱりいいな。
見るといつも胸の奥がスカッとする。
三瀬さんとも久しぶりに少しお話できた。
描きたいという情動には、絵のまわりに漂う諸々のことを
踏み越えていく計り知れない力がある。
欲しいと思う絵があった。
でもこれからの生活を思うと買えなかった。残念。。。

次は何描こうか考えながらぐんぐん歩いてたら、
京芸の卒展見るのすっかり忘れて、気がついたら三条。
ギャラリー射手座の喜屋武愛子展を見て
淀屋橋のSAI galleryHERE/THERE展へ。
友人達の作品は展覧会場で見ると、アトリエとはまた違う見え方が楽しい。
最後、小作品を携え画廊大千へ。
偶然、搬入中の坂部隆芳さんとお会いできてうれしかった。

明日あさっては毎年恒例の近郊一泊ドライブ!
行き先の条件は美術体験ができること、おいしいものを食べられること、
できれば温泉があること。
美山、直島、近江八幡、能登、和歌山、伊勢ときて今回は奇しくも奈良へ!!


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by ai-pittura | 2007-02-16 19:03 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 14日

Venezia

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「Venezia:Chiesa dei Carmini」
網、陶土、和紙、墨、インク、木炭、ソフトパステル


はじめてヴェネツィアの地を踏んだのはもう10年位前になる。
それから6回ほどこの町を訪ねた。
しかし今もって私はまだヴェネツィアの何をも知らないような気がするのだ。
目を凝らそうとすればするほどぼやけ、
つかまえようとしても指の隙間からこぼれていく、そんな場所だ。
訪れる度に違う表情を見せるこの町が刻んできた栄光と衰退と悲しみの歴史。
須賀敦子さんがトリエステに抱いた感情に似たものを
私はヴェネツィアに抱かずにはおれず、
肩がつきそうな細い路地を歩いていると彼女の文章が影のようについてくる。

「水上に建てられ、空に描かれた、実在しない町・・・貴重をなす二つの層。
そのあいだをこの町はするりとうまくくぐりぬける。」
幻に終わったフェリーニの映画の冒頭が脳裏に焼き付いている。
ヴェネツィアは世界にたったひとつ、唯一無二の町であり、
空と海、日常と非日常、現実と夢の間に揺らめく蜃気楼のような場所だ。


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by ai-pittura | 2007-02-14 21:15 | | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 12日

「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」展を見に京都国立近代美術館へ。
油絵具の屏風、掛け軸、日本的題材の洋画、
膠を用いた日本画材を使っての遠近法、西洋風景を描いた水墨画。
この100年、揺らいできた日本の美術状況。
日本の絵画に絶対的な日本画も絶対的な洋画も無い。
そして問題に向き合うことの必要性。いろいろ思うところあり。
素材や方法が違えど日本というところに帰結していった画家達の展覧会。
徳岡神泉の「椿」、日本特有の恐ろしい美しさが宿っていた。

前にも少し書いたけれど、日本とイタリアの間にいる感覚は消えない。
イタリアから帰ってきてから日本の見方ががらりと変わった。
外国人が日本を見ている感覚に近いだろうか。とても面白くなってきた。
イタリアにすぐにでも長期留学したいと思っていたけれど、最近少し変わりつつある。
奨学金の問題や金銭的限界などもあるけれど、
一番行かなければいけない時期はまだなのかもしれない。
その前に、もっと日本を、そしてアジアやアフリカを
見ておかなくてはという気持ちがフツフツと湧いてくる。
場所をうつす時は必然的な流れに乗ってタイミングを大切にしたい。
この前のイタリア滞在は、まるですべて用意されていたかのように、
話が勝手にポンポン決まっていった。
去年の春には、その4か月後イタリアにいる自分なんて想像もしていなかった。
イタリアがずっと長く関わっていきたい国であることには間違いない。
今は焦らずのんびり付き合っていこう。


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by ai-pittura | 2007-02-12 20:09 | イタリア | Trackback(1) | Comments(2)
2007年 02月 11日

イタリアの教会

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「La chiesetta」
網、陶土、和紙、墨、インク、木炭、ソフトパステル


ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココ・・・
イタリアにはありとあらゆる様式の教会が無数に散りばめられている。
どんな小さな村にも絶対あるもの、それが教会だ。
イタリアの町の中心(centro)には必ず教会と広場がある。
教会を真ん中にして町は放射状に広がっていく、これがヨーロッパの都市構造であり
人々の生活にある種の落ち着きをもたらしている。
敬虔なカトリック信者であるTの家にホームステイしていた時、
家族と一緒に毎週日曜ミサについて行った。
ミサの最後には必ずまわりの人と握手を交わす。
そこでは金持ちも物乞いもお年寄りも子供も無い。
多くのイタリア人は幅広い年齢層の友人を持っている。
教会は宗教的な意味と共に、地域社会を形成していく上でも大きな役割を担っていると感じた。


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by ai-pittura | 2007-02-11 17:55 | | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 10日

鞄(革)職人になりたい人募集

今年は知人の出展もちらほらあった京都府美術工芸新鋭選抜展を見に文博へ。
中にピリッとした作品も少しあったが、
全体の印象としては特に平面系があっさりだった。
でも同世代の人たちの前進、
自分も頑張らなくては、と思いながら鴨川を北上。

目指すは山に抱かれた大原の里、革職人ノリさんの工房。

b0080173_17333055.jpgノリさんのお店は大原のバス停を降りて
三千院道を上ってすぐのところにある。

デザインから染め、製作まですべて自分で手がけるノリさんのアトリエをゆっくり見せてもらった。

普段、なかなか見る機会のない牛一頭分の
革をはじめに、
財布や鞄ができあがるまでの全工程を
説明してもらい、とてもおもしろかった。
ものひとつができあがる、その歴史に
頭が下がる想いがする。



下の写真は左から工具、革剥機、革棚

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左から型紙、使い込まれた作業板、ボビン

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さて、ノリさんが今、革鞄を作って独立したい人を募集しています。
全く経験のない方(ただしある程度器用な方)でも一からノリさんが教えて下さいます。
ご興味がおありの方がいらっしゃいましたら、質問など是非お気軽にコメントください。
お電話での問い合わせは
075-744-2914まで
どうぞよろしくお願いいたします。



追記 おかげさまで現在(2009年3月)ノリさんの元で修業されている方が数名いらっしゃいます。
今は特に追加募集はされていませんが、
強くご興味をもたれた方がおられましたら、是非直接ノリさんにご連絡していただきたく存じます。


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by ai-pittura | 2007-02-10 17:33 | 筆休め | Trackback | Comments(14)
2007年 02月 09日

修了制作展のご案内

b0080173_18322622.jpg京都造形芸術大学大学院
修了制作展のお知らせ

DATE 2007年2月25日〜3月10日
*3月6、7日休廊
OPEN 10:00〜19:00
*3月5、10日のみ16:00まで

2月25日SUN 17:30〜オープニングレセプション



PLACE Galerie Aubeギャルリー・オーブ

606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
075-791-9122
市バス5号系統、204号系統、3号系統
「上終町京都造形芸術大学前」下車すぐ
叡山電車「茶山」駅下車徒歩10分


*学部卒業制作展
DATE 2007年2月28日〜3月4日
OPEN 9:00〜17:00(最終日は16:00)
PLACE 京都市美術館


何卒ご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。
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by ai-pittura | 2007-02-09 18:31 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)