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カテゴリ:イタリア( 63 )


2009年 09月 11日

ただいま

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日本に帰ってきました。
ああ、帰ってきたんだなあ。そうか、帰ってきたのか。
うーん、まだ実感がありません。
お風呂でシャワーを出している時、蛇口のお湯の方をいつでもひねられるように持ってみたり
(イタリア、特に南では熱くなったり冷たくなったり急に出が悪くなったりとっても不安定なことが多いのです。)
バスを降りる時、咄嗟に「ありがとう」を「Grazie」と言ってしまったりと。
イタリア語が急に聞こえなくなったアムステルダムでは淋しさが押し寄せてどうしようもなかった。
京都はもう裸足、半袖ではいられないほど寒くて、
唐突に終わった夏と爽やかすぎる秋風の前に呆然と立ち尽くしています。
そして、そんなことも言ってられないほどたまっている用事やら、
タイトになったこれからの日々に、考える間もなく突入します。
お話をいただいて、来週前半からは滋賀の工房へ版画の滞在制作に行くことに!!
(ちなみに携帯の電波はほぼ届きません)
きっとこの季節は黄金色の田んぼや山に抱かれたあの場所でどんなものができるんだろうか。
夏と旅がいってしまった、何ともおセンチな気持ちが加わって余計に混沌としてきた感情、
ふつふつと体に充満している何かと共に、とにかくは歩いてゆく。
そして月末から仕事に復帰、ベランダで絵を描くいつもの日常に復帰。
予備校スタッフの皆様、私の留守を本当にありがとうございます。

旅のことは滞在制作後、旅ブログの方に少しずつゆっくり書いていきます。
写真はラグーザ、イブラ。ありすぎるほどたくさんのことがあったラグーザ!!
つい数日前までここにいました。
またいつか必ずここには来ると思う。
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by ai-pittura | 2009-09-11 20:59 | イタリア | Trackback | Comments(18)
2009年 03月 21日

匂い

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デザインを学びにもうすぐイタリアに留学する友人を見送る壮行和飲(ワイン)会に参加。
京都ネーゼにて極上のワインとお料理をいただく。ここはワインの種類が驚くほど多い。
同席したワイン博士の方によるとかなりレアな取り揃えがあるとのこと。
ふと壁を見ると先輩shuさんの絵がかけられていてびっくり。
京都はほんとせまいなあ。
会のメンバーはイタリア語つながりだったので久しぶりにイタリア話に花が咲く。
と同時に改めてイタリアへの気持ちがふつふつと湧いてきて
3年半前の滞在の思い出がフラッシュバックする。
イタリアの町にはそれぞれ独特の匂いがある。
それは町ごとに色の違う土の匂いなんだと私は思う。
そしてその違いはワインの多様性となって食卓に舞い落ちる。
ひとりでイタリアの田舎を歩いていた時、地面に顔をつけて思い切り息を吸い込んだ。
干し草のような乾燥した匂いと共に照りつける太陽の一片が体の中に入ってきた。
あの包容力は何なのだろう。
イタリア、ああ、あの劇的な空はやっぱり忘れ難い。
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by ai-pittura | 2009-03-21 01:20 | イタリア | Trackback | Comments(4)
2009年 02月 25日

イタリア

b0080173_21143882.jpgガソリンのデータを提出して少し一息ついたので
最近イタリアの情報収集をはじめた。
おおまかに予定を決める。
旅とは彼の地を思い描いた時からが旅の始まりである。
そう、今夏はイタリアに行くのです。
フィレンツェ、ヴェネツィア、そして未踏の
南イタリアとシチリアへ。
バーリ、アルベロベッロ、マテーラ、
オストゥーニ、チステルニーノ、行きたい町は数知れず。
中でもモンテフィオラーレ(トスカーナ 「進行中」
In Corso d'Opera
)とラグーザ(ラグーザに流れるもの)は
お二人のブログを読み進めながらますます魅せられた土地。
シチリアではアントネッロ・ダ・メッシーナを観たい。
そしてワインを飲んで、毎日射すような太陽を浴びて
スケッチして黒焦げになって、真っ青な海で泳ぐ。
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by ai-pittura | 2009-02-25 21:47 | イタリア | Trackback | Comments(6)
2008年 08月 24日

松林図

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PHOTO by Timoteo

イタリアの友人が彼の田舎を撮った写真の中で最も好きな一枚。
私にはイタリア式松林図に見えてしかたがない。フレスコと日本画がつながる感覚と似てる。
同時にこれはイタリアにおける建物と植物の関係でもある。

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by ai-pittura | 2008-08-24 22:27 | イタリア | Trackback | Comments(5)
2008年 08月 23日

田舎

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お盆は田舎に帰ってたゆいがおばけ野菜を土産に戻ってきた。
まわりの何人かは毎年田舎に帰る。
私の先祖は父方も母方も北陸の人だが祖父母の世代から大阪に住んでいるので、私には田舎がない。
小さい頃から生きものとか自然が好きで、週末はよく家族でそういうところに出かけたが
それが生活と隣りあっていないことが淋しくて、田舎のある人に羨望の気持ちがあった。
そういう私が田舎に住む機会が2年前突然やってきた。しかもイタリアだった。

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by ai-pittura | 2008-08-23 22:00 | イタリア | Trackback | Comments(6)
2008年 05月 28日

ヒナゲシの

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イタリアでは土と密接な関係にある廃墟とお墓ばかりめぐっていた私に、
友人が「アイの好きそうなのをまた見つけた!」と写真を送ってくれた。
こんな風景の前でいつも私は言葉を失う。
身体がばらばらになりそうなぐらい揺り動かされ、それまで言葉にならなかったものが
全部ひとつのかたまりになって突きあがってくる。
今そこに行くことはできなくても、ここが今、遠い延長線上にあると想像するだけで私はうれしい。

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by ai-pittura | 2008-05-28 12:04 | イタリア | Trackback | Comments(10)
2008年 04月 27日

お国柄

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イタリアの友人から写真が送られてきました。
これ何でしょう?

答えは
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by ai-pittura | 2008-04-27 18:07 | イタリア | Trackback | Comments(8)
2008年 03月 08日

Il giorno della Mimosa

b0080173_19535121.jpg今日はIl giorno della Mimosa(ミモザの日)
またの名をFesta della Donna、女性の日です。(イタリアでは)
男性たちが皆、黄色の花束をもって女性のもとを訪れる日。
残念ながら日本にその習慣は無いけど、町中が黄色にあふれる日なんて
ステキだと思いませんか?
それを知ってから、大好きなミモザを男性からプレゼントされることは
私の小さな夢になりました。
でも、去年は散々旦那にあの手この手でアピールしたにもかかわらず、
見事に忘れ去られ、悲嘆に暮れていました。
そして、ここ数日は忙しくて今日が何日かしばらく忘れていたところ
朝起きたら、テーブルの上にミモザが置かれていました。
しかも、苗木でした。ミモザってたーくさん種類があるみたいで、
これは若干、球状がわかりにくいタイプのよう。
黄色の花は見てるととても元気が出ます。
展覧会まで、もうひと踏ん張り頑張れそうです。ほんとにうれしかった。

そして、今日はもうひとつの忘れられない日。
夢中で奥さまをたずねて香月泰男さんの生家を訪れた9年前のあの日。
偶然にも香月さんのご命日だったこと。
絵を描いていて、初心にかえろうとした時、いつも3月8日の小さな橋、三隅川の流れとともに
香月さんのことばが舞いおちる。


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by ai-pittura | 2008-03-08 20:46 | イタリア | Trackback(1) | Comments(6)
2008年 02月 22日

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先日イタリアの友人から写真が届いた。
夜明け前の霧。
ベールをかぶせるように丘や森や家々を包むビロードの粒の感触を思い出す。
白から黒にむかうやわらかな曲線。私の好きな霧の風景。
この写真を見ていると絵ではなくことばが降りてきそうな気配がする。
詩人のstclさんだったらどんな詩を書くのだろう。

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by ai-pittura | 2008-02-22 10:15 | イタリア | Trackback | Comments(11)
2007年 12月 21日

イタリアの蚤の市から vol.5

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さきほど京都の弘法さん風景を載せていたら、イタリアの蚤の市を思い出し懐かしくなった。
イタリアのArezzoでは毎月第一土、日曜に蚤の市がひらかれる。
その中でも9月のものは特に大きく、イタリア中から古道具屋さんがあつまる、というほど。
以前それにあわせて旅程を組んだことがあった。
ドゥオーモを中心として道なりに店が立ち並び、その数町を埋め尽くす勢い。
あっちもこっちも気になるものばかりで、気ははやり、
あらゆるものに心を奪われた時間が忘れられない。
その気持ちを経験してしまったがさいご、中毒による禁断症状で時々物事が手につかなくなる。
この時の私たちの戦利品、ブリキの複葉機、車、古いガラス窓のようなグラス、
昔の酔っぱらい船乗りが持っていそうなゆがんだウィスキーのガラスボトル。
どれも今ではすっかり我が家の顔なじみ。


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by ai-pittura | 2007-12-21 22:24 | イタリア | Trackback | Comments(4)