ライブの反省や今後の課題を考えつつ
日々の制作にかえっている。
描けない。全くだめだ。
予兆はライブの前からあった。
ライブで切り替えられるかと思ったけど
そういう問題ではないらしい。
それはじいじいを描き続けた3年半の濃さ
でもあるかもしれない。
今まで立ち戻ってきたものの不在は
予想以上に私を揺らしている。
手というのは人間の身体のなかで最も
感情や無意識と直結し、また
最も思い通りにならないもののようだ。
何をやってもできないし
すべて気に入らない。
引き剥がし、黒く塗りつぶす。ぞうきんで拭き取るその繰りかえしばかりで何もかたちになってこない。
ここ数日で10号を3点潰した。いくらでも潰してやる。
わからないならわからないことを、描けないことを描くしかないということなんだろう。
いま絶対手を休めたくない。心底絵が描きたいと思っている。