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ふりつもる線

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2007年 06月 24日

東京1日目*ぶらり恵比寿と藤森建築と路上観察展

ノマディック美術館を後にし、炎天下の恵比寿へ。
駅の出口を間違えて違う方向に出たのに長い間気付かず、
縮尺が無く、通り名や目印などもあまり書いていない恵比寿の手描き地図を
どこまで信じていいのかもわからず迷いに迷う。
くたくたになって、お目当てのlimArtに到着。
思ったより小さいお店だったけど、中につまっているものは充実。
空間やインテリア、本のセレクトがとてもいい店で疲れを癒されました。
一番奥においてあった鉄のテーブルは本当に本当にきれいだったな。
そして、お向かいのtamiserへ。
小さい空間の中にところせましと並ぶアンティーク!
中でもフランスの古いガラス瓶、オランダのピューター皿にものすごく好みのものがあり
ため息が出るほど美しかった。
ただ、もちろんとても買える値段ではない。
あぁ、蚤の市に行きたいなぁとゆいと話しながら、遅い昼食をとり、ギャラリー介へ。
目印が少なく、住所の番地だけを頼りに、
民家の間をぐるぐるぐるぐる迷ってやっと辿り着きました。
介さんの空間は展覧会のイメージを作りやすい素敵なギャラリー。
もっとゆっくりしていたかったが、1日目のもうひとつのメイン藤森照信さんの展覧会を
最後に残していたため、急いで渋谷まで歩く。
山手線で新宿まで行き、京王新線に乗り換え一駅、
初台駅降りてすぐがオペラシティアートギャラリーだ。
建築の展覧会と言うと、設計図のボードや模型を思い浮かべるが、
この展覧会は藤森さんの使っている素材や建築の一部を直に体験できるリアルな場になっていた。
立体作家としての建築家の断面をできるかぎり見せてくれていて、
素材、道具からその工程までとてもおもしろかった。
藤森さんのたてものには素材に触れた時のよろこびとか、
昔基地を作った時のような昂揚感や遊び心がこもっている。
ものづくりの楽しさや、関わった人たちの笑顔やぬくもりや熱気が
そのまましみこんでいるようなたてものだから、私は藤森建築が好きだ。
展覧会を見て藤森さんにとても会いたくなったし、彼のプロジェクトに参加してみたくなった。


東京1日目*ぶらり恵比寿と藤森建築と路上観察展_b0080173_20545553.gif

by ai-pittura | 2007-06-24 11:45 | 展覧会


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