2007年 05月 02日

滋賀の山奥の美術館

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雨のそぼ降る京都を出発し、今日はずぅっと行きたいと思っていたMIHO MUSEUMに行ってきました。
遠かったー。
まず市バスで東山三条まで出て東西線に乗り換え、山科へ。
そこからJRで石山駅へ。
駅前から1時間に1本(しかも行きは午前中のみの運行)のバスに揺られ、
田んぼを抜け川を超え、山をいくつかくぐって1時間、
そこから電気自動車に乗り換え美術館入り口へ。
でも遠くまで行く甲斐は十分にあるすてきな美術館でした。
建築設計はパリ、ルーブル美術館の設計を手がけたI.M.ペイ氏によるもの。
この美術館のテーマは道に迷った漁夫が仙境の楽園に桃源郷を見つけ出すという設定。
しだれ桜は終わりかけていたけれど、やわらかな緑の波の中にぽつとある
明るい太陽の光がさしこむ建物だった。
今は「中国・山東省の仏像ー飛鳥仏の面影ー」と「小さきもの みな 美し」という
展覧会二本立てで、特に後者がすごくよかった。
エジプトの豹を背負った女性の小さな小さな像、小さなお急須、
古代ガラス、志村ふくみさんの裂、
何よりこんなところで出会えると思っていなかった宋元画蟲図や乾山のうつわたち。
小さきものを愛でる心、それはとてもこの国らしいもの。
決して主役ではない、決して強い味付けではない、
でもどこかひっかかって、気づけばとても好きになってしまっている小さきもの。
そんなものたちがここにあってくれてうれしいなぁとしみじみ思った滋賀の一日でした。


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by ai-pittura | 2007-05-02 23:55 | 展覧会 | Trackback(1) | Comments(6)
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Tracked from たのしいな・うれしいな at 2007-05-06 22:02
タイトル : 先週行った「美術館」
先週は信楽のMIHO美術館にも行きました。 まだ、枝垂桜が咲いていて(終わりがけでしたが・・・)とても綺麗でした。 そこでバークコレクション展を見てきました。 アメリカ人のバークさん母娘が集めた日本の骨董。(戦後からの収集ですって、かなりのお金持ち) 見たこともないような立派な縄文土器や平安時代の歌切れ(石山切れ)や江戸時代のポップなデザインの屏風や茶道具・・・・。観音像や宗教画。 白洲さんのコレクションにも似ています。もううっとりしてしまいました。 以前は国立近代美術館で公開されたら...... more
Commented at 2007-05-04 01:24
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by y_and_r_d at 2007-05-04 12:26
ここは一度行きたい美術館なんです。
お話を読んでいると車で行ったほうがよさそうですね。
「小さきもの みな 美し」は面白そうな企画よようです。
それからリンクいただいていきますのでよろしくお願いします。
Commented by ai-pittura at 2007-05-04 23:04
鍵コメさん そうなのですか。京都の夏と冬はどちらも厳しいですよね。
特に夏の蒸し暑さは強烈です。
私は寒さの方が苦手なのですが雪の京都は大好きです。
側面や後ろにあるもの、私もそちらばかり。
いつも、あたたかい言葉をいただき本当にありがとうございます。。
Commented by ai-pittura at 2007-05-04 23:06
y_and_r_dさん そうですね。車だと帰りのバスの時間なども
気にせずゆっくりできると思います。
本当に一日中ゆっくりできる美術館でした。
リンクもありがとうございます。
Commented by rainydayh at 2007-05-06 22:38
こんばんは~。
私もここの美術館、時々行くんですよ~。
っていっても最後に行ってから、もう1年経っちゃったけど・・・・(汗)
トラックバックしてみました。
よかったら去年の美術館の様子、見てくださいね。

↓イタリアのアニメ。おも白すぎて3回連続で見ちゃいましたよ~。どうもありがとう。
↓お墓もすごいですね。ヴェネチアにお墓だけの島があるっと聞いただけで、怖くなってしまった私。
aiさん、がんばりましたよね。どれもとてもいいお写真だと思います。
Commented by ai-pittura at 2007-05-07 01:02
rainydayhさん 日記読ませていただきましたぁ。
いいなぁ、枝垂桜すごいきれい!!
次はまわりの山々が赤く染まる頃にまた行きたいなぁと思っています。
この前行った時はキリシマツツジがちらほら咲いていてかわいかったです。
アニメ、面白いでしょ!
ほんと、そのとおり!と大きくうなずいてしまいます。
お墓だけの島はそう聞くと怖い感じなのですが、
行ってみるととても静かで緑とヴェネツィアのゆらめくような光の中にある、
現実と非現実の狭間、この世とあの世をつなぐような美しい場所でした。いつか是非行ってみてください。


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