2006年 08月 22日

Alberto Giacometti展

行ってきました兵庫県立ジャコメッティ展
疲労と虚脱感で未だ放心状態。

第2室がよかった。
部屋に入った瞬間、何かを思うより先に涙でいっぱいになって
その場にへたりこみそうになった。

ジャコメッティの絵画は動く。
ジャコメッティの描く顔は見る距離によって、変化する。
近づくにつれ輪郭をあらわし
遠ざかるにつれ彫像になる。
ある距離から後ろに下がった瞬間に生身の人間になる。
どうして。
それはジャコメッティとモデルの間の距離だったのだろうか。
わからない。
ジャコメッティの彫像の偉大さは、その正面に立ったとき
後ろ姿までもが見えることだと思った。

図録は買わなかった。
彼の作品において図録は意味をなさないような気がした。
あまりに隔たりがある。
ジャコメッティの作品は世界にただひとつ、唯一無二のしごと。
はやく次の作品がつくりたい。

今日、他に国立国際美術館で伊藤存×今村源×須田悦弘の3つの個展と金子潤展も
見てきた。

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by ai-pittura | 2006-08-22 19:33 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ayu at 2006-08-23 04:29 x
はじめまして。私は現在ミラノでDomus Academyというデザインスクースでマスターを勉強してます。blog ランキングから来ました。私も京都の美大出身です。ちょっと親近感が湧いてしまったので、コメントしてみました。私のblogにも遊びにきてください。
Commented by ayu at 2006-08-23 22:30 x
訪問ありがとうございました!!うちの学校はインターナショナルなポストグラドュエイトスクールなので、英語かイタリア語が授業、workshopに差し支えないくらいに出来ればということだったので、英語です。イタリア語は日常会話レベルで、でも、単語が似てるのでイタリア語のレクチャーもある程度はわかります。他のイタリアンな、インターナショナルではない学校の人はかなりのレベルでイタリア語が要求されるらしいですよ。うちはデザイン専門のアカデミアなので、余計に英語のコミュニケーションが必要になってきます。
私もお気に入りに登録しました!!私、ビジネスデザイン専攻なんですけど、芸大時代の友達にデザインじゃない子が多くて本当にあいさんのblogに親近感が・・・何か留学のことで何かあればなんでも言ってくださいね〜〜〜〜〜〜。


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