2014年 03月 20日

Drawing Exhibition@神戸・ギャラリー歩歩琳堂のお知らせ

展覧会が始まるまでこの記事をトップに固定しています。
b0080173_20243339.jpg



AI CHUDA Drawing Exhibition

ー ふりつもる線 ー

2014年3月21日(・金)〜4月3日(木)
12:00 〜 19:00(最終日は17:00まで)
水曜休廊

在廊日:3/21(祝・金)、22(土)、23(日)、28(金)、29(土)、30(日)、4/3(木)


ギャラリー歩歩琳堂
650-0022
神戸市中央区元町通1-10-11元町エビスビル3F
作品についてのお問い合わせ、ご質問などは078-321-1154(FAX兼)まで。


すこしずつ、すこしずつ 春の足音がきこえてきました。
ギャラリーの大橋さんよりご提案いただいたことがきっかけで、
初めてドローイング展をさせていただくこととなりました。
モチーフと初めて対峙しているときの新鮮さ、
感じていることと画面に立ち現れてくるものの間を埋めようと試みる葛藤、
線を刻む快さと難しさ、
いろいろものがきっと、そのままに現れるものがドローイングだと思っています。
絵になってゆく架け橋でもあり、掘り起こすための手がかりを描き散らしたメモのようなものでもあります。
それを一挙に展示するのは、すこし気恥ずかしいような思いもありますが、
神戸にお出かけの折には、お立ち寄り頂けましたら大変ありがたく存じます。
あたらしい季節と共に皆様にお会い出来ることを心より楽しみにしています。

忠田 愛



b0080173_21551414.jpg

























"Iris" 20x11cm 板紙・鉛筆・パステル・色鉛筆・淡彩 2014年




“ふりつもる線”に寄せて
— 忠田愛のまなざし —

 忠田の姿を見ていると、不思議と僧が目を閉じて修行している姿と重なる時がある。
求道者と重なる何か…。それは単なる視覚ではなく、心眼とでも言うべき研ぎすまされたまなざしでは
なかろうか。肌で、いや魂で見つめるとでも言えばよいのだろうか。
おそらく、物質的な具象物ではなく、目の前の形に厳として内包されている大切な何か、
確かなものを。真実、あるいは本地の姿を…。深く……より奥を、その眼で時を惜しまず、
じっくりと見つめることで、見えないが確かにそこにあるものを見出し、掘り出そうと、
難しい作業を試みているようだ。線が、形が、色が画面の中に積み重なってゆき、姿を変えながら、
なにかの姿へと少しずつ固まってゆく。
 生老病死、光と闇、祈り、喜怒哀楽、無常観や愛を身にまといながら気高く立ち現れてくる作品たち…。
不思議とずっと以前からそこにたたずんでいたかのように。
いつまで眺めていても結着のつかない、しかし確かに画面の奥底から静かな輝きを放ち、やさしく、
そして凛として立っている。本当に不思議な作品だ。
こういった事が、正統派の芸術作品がもつ一つの喜ばしさであり、美しさではないだろうか。
本当に稀有な画家だと、しみじみと思う。
 今回は、初の素描を中心とした展覧会。
ダイレクトな筆致、作家の息づかいもが直に伝わってくる単刀直入な個展になりそうだ。
正面きって、作品に真摯に対峙する厳しい姿勢のこの画家が、
これからも画家としての王道を歩みつづけ、忠田独自の花々を咲かせつづけてほしい。


ギャラリー歩歩琳堂店主 大橋信雄


b0080173_2213883.jpg




























"心音" 38x25cm 板紙・鉛筆・パステル 2014年


ふりつもる線が 己の内側を穿ち、
動じぬ慥(たし)かなものへ 向かうことをねがって—


忠田 愛
[PR]

by ai-pittura | 2014-03-20 21:17 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://aipittura.exblog.jp/tb/22103826
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2014-03-11 10:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ai-pittura at 2014-03-12 00:44
鍵コメさま こちらこそありがとうございます!
お会い出来ますことを楽しみにしております。
このところ不安定な天候ですね。昨日の仰木は積雪20cmほどでした。
これからは一気にあたたかくなるとのこと、色とりどりの花との出逢いが楽しみです。


<< Drawing      3.11 >>