2013年 11月 26日

音土光来茶会

24日、秋の透き通った、かがやくような光のもとで音土光来茶会が行われました。
”音土光来(おんどこうらい)”は展覧会からのイメージで石橋さんが名付けてくださいました。
実は私も主人もお茶会に参加するのは初めてで緊張していましたが、
当主の馬場宗由さんが、私たちの作品や暮らしに寄り添うようにつくってくださったお菓子、
そして稲富淳輔のうつわと共にお客様と紡いでくださった時間は
ほんとうにやわらかく、端々まで心尽くしの時間でした。
14時の部と16時の部、午後の光はやがて夕方のあたたかな光へ。
そして、集う人によって驚くほど変わる空気感、何もかもが一期一会なのですね。

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いちばん下に敷かれているのは、まるで薄氷のように透明な大根のお砂糖漬け、
そしてその上にきなこを包んだ葛餅、添えられているのは林檎の金平糖。
大根は切る度にさくさくと霜を踏むような音、そして葛はモチモチ、金平糖はカリカリと。
繊細で清らかで、初冬のひだまりのようでした。

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お茶会が終わったあとの様子。お花は実ものを中心に、馬場さんがしつらえてくださいました。
残念なことに写真はありませんが、泡立つやわらかなお薄の萌黄色と白の陶のコントラストのうつくしさ!

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All Photo by 白白庵

最後に馬場さんから皆様へのお土産は、おおきなおおきな栗の渋皮煮。
それはもう、ほろほろと心がしあわせで一杯になる優しいお味。


馬場さんのおもてなしはどれも、芯まで幸福感に包まれるような、素晴らしいものでした。
同時に、ひとつひとつのことに丁寧に向き合うこと、心を尽くすこと、
一瞬を一生懸命生きることを馬場さんから教えていただき、背筋が正される想いでした。

馬場さん、石橋さん、真理さん、そしてお茶会を支えてくださった皆様、
貴重な時間を本当にありがとうございました。
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by ai-pittura | 2013-11-26 22:54 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
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