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ふりつもる線

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2013年 07月 06日

水の森

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縁側を出たところに蓮鉢をふたつ置いてビオトープをつくっている。
ひとつは蓮、ウォーターマッシュルーム、水草と共にクロメダカ、カワムツが泳いでいる。
もうひとつは蓮と二種のおたまじゃくし。(蛙にならないとわからないけれど多分トノサマと何か。)
相変わらず蓮の調子は悪くなかなか芽が上がってこない。
代わりにウォーターマッシュルームが猛烈な勢いで茎を伸ばしている。
朝夕、魚とおたまじゃくしたちに餌をやり、ビオトープの変化を見るのは密やかな楽しみで、
こんなに小さな生態系のなかでも毎日見ていると、様々な変化があり、疑問と発見は後を絶たない。

今朝、メダカの鉢をのぞくと、ぐらりと水面が大きく揺れ、
見ると8cm位あるトノサマガエルが水浴していた。
まるでずっと前からそこに居たかのように馴染んでいて、気持ち良さそうにしている。
彼(彼女)のことをこれからヌシと呼ぶことにしよう。
ヌシは夜になっても水草の森に遊んでいる。
しばらく逗留していくだろうか。
ビオトープがトノサマガエルのお眼鏡に叶ったことがとても嬉しい。

隣の小さい方の鉢のおたまじゃくし達はそろそろ前足も出はじめて、なんとか蛙らしくなってきた。
おたまじゃくしから蛙への転身は魚類から両生類への進化の過程を見るようで、すごく不思議だ。
えら呼吸から肺呼吸への変化はどのように行われるのだろう。
おたま蛙のような今の彼らは一体どっちで呼吸しているのだろう。
生きているということは不思議の連続だ。

by ai-pittura | 2013-07-06 22:20 | 仰木の暮らし


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